エフエム岩手のCMで、「いとしい仏たち」(岩手県立美術館)の開催を知りさっそく入館。本職の仏師ではない、その土地の大工や職人らが生業の傍らで刻んだ尊像は…。
江戸時代に入ると、全国の寺院本堂では仏師が造った金色の端正な仏像がご本尊に祀られるようになりました。一方で小さなお堂や祠、地方の民家には土地の大工や職人が刻んだ木造の素朴な像が祀られるように…。これらの質素な尊像を民間仏と言います。荒削りで表情が豊かで、親近感が信仰心を呼び覚ますような造形です。民間仏は北東北にも多く残っていて、今回はそれらを集めての企画展でした。よく行く先々で神社仏閣を参拝します。仏像は大好きです。最近はひいきの観音さまもいたりします。
企画展でしたが、日頃の素行不良と下品発言をお詫びし、あわせて市民・県民・国民の幸せをお祈りして館内を歩きました。全130体の仏さまが無言で私を「やさしくしかって」(セクション6のテーマ)、許してくれたと解釈し退館。合掌。
※企画展は岩手県立美術館で5月21日(日)まで。
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