AKT秋田テレビの土曜LIVEあきた。羽後町で始まった高校への学校給食提供についてお話しをしました。
羽後町は、小・中学校の給食を作っている調理場に余力が生まれたこと、また新たに高校担当の栄養士を配置できたことなどで、8月から町内の県立羽後高校の生徒(希望者)に給食の提供を始めました。高校の魅力づくりや特色化、保護者の負担軽減などに効果が期待できる町の単独事業です。県立高校の生徒に町の調理場から給食を提供する…、これは自治体間の財政規律にも配慮対応があったと推察します。基本的には県立の施設運営は県の財源を、市町村立の施設運営は市町村の財源を充てることが通常です。仙北市も県立角館高校の台湾への修学旅行に補助をした経緯がありますが、その際も様々な財政議論がありました。
高校の学校給食の提供は、条件が整わなければ実現は難しいことでしょうが、秋田県の少子対策に有効だと思います。食育、食を通じた地域理解、農業生産など経済活動にも資する取組みです。県や市町村と言った縦割りを乗り越えると、利便性や効果が向上できそうな場面、他にも色々ありそうです。
※写真はコメンテーターの奥真由美さんと。
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