2022年2月25日金曜日

トマトとイチゴと最先端技術



 大仙市南外の㈱秋田農販を訪ねました。周囲は雪に埋もれていますが、農場ハウスの中は恋ベリー(通年出荷トマト)、えちご姫・やよい姫(イチゴ)の甘い香りが漂って…。さらに舞台裏では国内初の取組みが始まろうとしています。

 代表取締役社長の髙橋浩行さんは昔からの友人。今回も我がままを言って現在の取組みを教えてもらいました。「環境省、秋田県立大学、東北大学、産総研、J-COAL、トヨタエネルギーの皆さん等と一緒に、農業のCO2排出削減技術開発・実証実験プラントの製作を進めてきました。アンモニアはCO2を排出しないで燃焼しますから、これでトヨタのマイクロガスタービンを回して電気とお湯を作ります。いよいよ可動もカウントダウンです」と髙橋社長。もみ殻ボイラーの研究や作物の新たな栽培方法など、これまでも挑戦を繰り返し実績を上げてきた髙橋社長です。今回もその成果から目が離せません。

 帰り際、やよい姫を買いました。でかい!甘い!。
※イチゴ狩りは事前予約で体験できるそうです。


1 件のコメント:

  1. アンモニアを燃料としたコージェネレーションは最先端ですね。こんな身近な所で実証実験しているとは驚きました。

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