2022年2月21日月曜日

ちゃんとキズつかないと…


 テレビ東京のドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」に感動。人はどんなに辛くても、ちゃんとキズつかないと前に進めないことがあります。

 原作者のジェーン・スーさん(コラムニスト・ラジオパーソナリティ・音楽プロデューサー他)は、外国人のような名前ですが日本人です。ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」は、ジェーンさんの同題名のエッセイがベース。主人公の私が父を題材に短文を書いているうち、20年前に亡くなった母の記憶があれこれ甦り…、事実に目を背けて母を美化してきたことに気づきます。母を理解するには父も私もキズつく覚悟が必要でした。

 ドラマでは私を吉田羊さん、父を國村隼さん、母を富田靖子さんが演じています。主題歌は髙橋優さんのever since、エンディングはヒグチアイさんの縁、両曲とも素敵です。
※写真右はテレビ東京の同ドラマ広報、左は書店で見つけた同書。


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