2021年5月26日水曜日

伝統行事の安全対策


 秋田市の竿灯まつり実行委員会役員会が、今年の竿灯まつりを中止と方向付けた報道がありました。現状のコロナ禍では安全対策が困難との分析です。本当に辛い判断だったと思います。

 また同じ報道に、佐竹知事の「竿灯まつりだけではなく、県内のほとんどのお祭りの開催は厳しいのではないか」とのコメント。ご指摘の通り、土崎港曳山まつりや花輪ばやしが既に中止を決めています。日本3大祭りの祇園祭(京都府)、天神祭(大阪府)、神田祭(東京都)は、いずれも神事のみ催行との情報です。仙北市には集落の集まりから全国に知られるお祭りなど、たくさんの伝統行事が伝わっています。そんな中、角館祭りのやま行事実行委員会(今野則夫・実行委員長)が、先週21日に第1回の実行委員会を開催しました。この実行委員会からの要請を受け、市長(市コロナ対策本部長・実行委員会顧問)・市危機管理監・市医療局長が参与として会議に出席しました。私は「お祭りがどんなカタチになっても新型コロナ感染者を発生させないよう、そのために要請をいただいたと受け止めています」とお話をしました。

 会の後半で、先の桜まつりと同様に専門医師の指導を提案しました。ただし曳山巡行は、桜まつりとは比較にならないほど感染リスクが高いと言われています。はたして何か対策は考えられるのか検討素材を精査し、実行委員会の判断をサポートしたいと考えています。
※写真はアキタファンより。

 

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