2021年5月19日水曜日

生保内節全国大会を延期して…


 生保内節全国大会の開催を協議。35回大会は来年度への延期が決まりました。代わりに生保内節を唄う会(仮称)やオンライン配信等で、継承と普及活動に取り組みます。

 担当者からは、事前会議でも大会の開催は難しい論調だったと報告を受けていました。新型コロナの感染拡大が続く中では当然の判断です。また、民謡王国と言われる秋田県で、生保内節全国大会は内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞を冠する県内最高位の大会です。もし感染者が出たりしたら民謡界に多大な迷惑をおかけします。それでも私は、「確かに従来スタイルの開催は困難かも知れません。でも、何もしないで2年連続中止で良いでしょうか。何か来年に繋がることができないでしょうか」とご相談をさせていただきました。

 私より、会議に出席していた民謡関係者の皆さんが実はずっと悔しい思いをしていました。そんな思いをくみ取って、大会事務局から小さな規模で唄う会(仮称)等を開催してはどうでしょうかと…。この提案に全員が賛同しました。私には、皆さんの表情がパッと明るくなったように見えました。
※写真は第34回大会で一般の部・最優秀賞の吉田友音さん(仙北市)ほか

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