伽羅蕗(きゃらぶき)を作りました。家の周りに自生している水蕗を摘み、湯がいてアク抜きをして…。じっくり炊いた伽羅蕗を大切にいただいています。
私が住む集落には山歩きの達人が何人かいて、時季それぞれの山菜を差し入れしてくれます。ある日は新聞紙に包まれたタラの芽やコシアブラが、またある日はワラビやササダケが、玄関の踏み台にチョコンと置かれてあったりします。そんなご近所さまに甘えて、私はこれまで山菜採りを目的に山に入った経験がありません。それが最近、ご近所さまの季節と一緒に時を重ねる生活が素敵に思えて来て…。この思いはコロナ禍で加速したような気がします。
そんな心の移ろいがあって、先週の日曜日は家の周りで水蕗を摘みました。蕗は春の天然ハーブです。アク抜きをしてから、昆布、醤油、みりん、砂糖などを加え、水気がなくなるまで煮詰めれば伽羅蕗(きゃらぶき)が完成します。ご飯のおかずに、ビールのお供にベストマッチです。
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