2021年3月11日木曜日

あの日の記憶


 今日の午後、角館交流センターで開催した産業振興推進委員会を一時中断し、午後2時46分から1分間の黙祷を捧げました。

 10年前のあの日、15時に災害警戒部を立ち上げ、職員が手分けして病院・福祉施設・学校、高齢世帯(独り暮らし世帯)を一軒ずつ訪問し安否確認。その帰りを待ちながら停電の中で対策会議。夜は屋内でも本当に寒く、投光器の熱で暖をとる職員がいたことを思い出します。翌日も職員全員で市内巡回と再度の安否確認。防災無線のバッテリーが切れ一斉連絡ができなくなったり、電話がきかなかったり…。それでも仙北市の被害は最小限でした。

 3月14日、仙北市は地震災害支援本部を設置。被災地支援に態勢を切り替えました。救援物資の集荷配送、災害現場での炊き出し活動などで、多くの市民が被災地を訪ねました。元気や勇気をいただいたのは私たちの方でした。
※写真は今日の黙祷、ほか時計回りで停電の中での対策会議、市民による被災地での炊き出し、救援物資の仕分け、レンタカーでの物資配送。

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