2020年8月21日金曜日

コロナ対策は県と市町村の連携で


 秋田県庁で、知事と市町村長の新型コロナ感染症対策会議。私は意見交換の場面で、「もっと感染者の方の情報を市町村と共有して欲しい」とお話ししました。

 同会議は、県と市町村がさらに連携して感染症対策にあたろうと初めて開催されました。県からは感染者の発生状況、医療提供体制、感染拡大防止対策、国交付金の活用事例など説明をいただきました。その後の意見交換で、私は「適切な情報開示と情報共有は誹謗・中傷の抑止力になります。県や各保健所が知り得た情報は、少なくとも管内の首長か危機管理セクションと共有いただけないものでしょうか。市町村をまたいでも生活圏は一緒ですから、感染対策を断片的にさせないよう、スピード感を持って対応できるよう、市町村だからできることがきっとあります。これは一つの例です。県と市町村の連携を進めるには、それぞれの役割の明確化も必要だと感じています」とお話ししました。

 佐竹知事からは、「情報の共有はとても大事です。しかし個人が類推されてプライバシーの侵害に当たる恐れがあります。一概にすぐ市町村にお知らせすることは、なかなかできないことをご理解ください」とのお話しがありました。
※写真はNHK秋田放送局ニュースなど。

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