2020年8月14日金曜日

持続するまちづくりと気になるデータ



 8月の3連休(8日~10日)で、県をまたいで秋田県へ来た人は昨年比28%と全国最低(発表:NHK)でした。高齢者比率が36%超と全国トップの秋田県なので、移動を自粛した皆さんの思いやりを感じます。一方で気になるデータがあって…。

 それは「第2回都道府県SDGs調査2020」(発表:株式会社ブランド総合研究所)です。住民目線で地域の持続性の評価、悩みや不満、幸福度や定住意欲度を調査し数値化したもので、秋田県は複数の調査項目で下位でした。例えば住民の愛着度では45位、幸福度では最下位です。この順位には違和感があります。ちなみに上位を紹介すると、愛着度の1位は北海道、2位は沖縄県、3位は福岡県です。幸福度では1位が宮崎県、2位が沖縄県、3位が大分県です。

 仙北市は県内唯一のSDGs未来都市認定自治体です。持続するまちづくりに向け懸命に活動中ですが、SDGsの県レベル評価では全国最下位で責任を感じます。1位は鳥取県です。様々な調査結果の意味を客観的に考えたいと思います。
※SDGs:誰一人取り残さない、持続する社会の実現を目指す国際的な取組み。仙北市は2017年にSDGs未来都市認定。人口減少や少子高齢化を改善し、若い世代の定住や健康寿命の延伸など住民協働で進める活動。

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