2020年7月14日火曜日

Go To キャンペーンのこと



 首都圏等でコロナ感染者が増加する中、仙北市内の皆さんから「国のGo To キャンペーンは本当に大丈夫か」と心配の声が届いています。

 昨日は管官房長官が、「旅行者には3密回避にご協力をいただきながら、予定通りにキャンペーンを実施する」と記者会見しました。同キャンペーンは、①Go To Travel キャンペーン(旅行代金等を補助)、②Go To Eatキャンペーン(飲食代金等を補助)、③Go To Eventキャンペーン(イベント代金等を補助)、④Go To 商店街 キャンペーン(商店街支援等)の4本柱で、旅行代金の最大5割(上限は1人1泊あたり2万円/日帰り旅行は1万円)が国から補助されるもの。総事業費は1兆6,794億円。7月22日から旅行代金の先行割引を段階的に開始し、7月27日以降は、旅行業者・予約サイトなどで準備が整った事業者から、割引価格で旅行プランの販売が始まります。またJR東日本は7月下旬から、新幹線の運賃と特急料金の半額サービス「お先にトクだ値スペシャル(乗車券付き)」を発売するなど、国内旅行へのテコ入れが続きます。一方で、ここ数日の首都圏等の感染状況で、今は旅行に出たくないと思っている皆さんが70%を超えるとのデータもあります。

 仙北市内の観光関係者は、「Go To キャンペーンはありがたい支援策。しかし首都圏等の感染対策を先ず何とかして欲しい」と話しています。市の感染対策や医療拡充には限界もあり、このタイミングでのキャンペーン実施は不安です。経済再生には何より感染対策の徹底こそが有効だと思うのですが…。

3 件のコメント:

  1. ブログで不安を吐露するだけでなく、仙北市長として首相官邸に意見をメールすべきだと思います。一般人と自治体の首長の意見とでは重みが違います。あるいは県内出身の国会議員に
    連絡を取り、率直な意見を伝えるとか。首都圏からコロナ感染者がやって来たら大変な事になります。県内からの観光客なら未だしも、県外(特に首都圏)からの観光客は招かざる客です。直ぐにでも動いて頂きたいです。

    返信削除
    返信
    1. 同感です。そして、市長は市民の直接的コメントに返信しない。ここにも、返信無いんでしょうね。

      削除
  2.  少し誤解があるようです。私の思いは既に関係機関にお伝えしています。

    返信削除