2020年7月5日日曜日

元気になれる道祖神の原画展



 昨日から、悪疫退散!『村を守る不思議な神様・あきた人形道祖神めぐり』の小さな原画展を開催中。素晴らしい色彩に圧倒されます。元気になれます。

 原画は秋田人形道祖神プロジェクト発行『村を守る不思議な神様』(著者:小松和彦さん、絵:宮原葉月さん)の1巻・2巻から。お二人とも仙北市には何度も足を運んでくれる方々で、そして魅力的です。人形道祖神は地域によっては呼び方が違います。例えばカシマサマ(鹿島様)、ジョウキサマ(鍾馗様)、オニオウサマ(仁王様)、ニンギョウサマ(人形様)…。その地域内に疫病や悪疫が入ることを防ぐ、今だったらガードマンみたいな神さまです。秋田県内では130箇所以上の集落で確認されていて、その数は全国で1番なんだそうです。

 会期は8月23日まで、会場は田沢湖図書館。「道祖神を語る会」も同会場で小松さん・宮原さんをお迎えし7月15日に開催。入場無料です。ぜひお越しください。
【秋田人形道祖神プロジェクト】2018年3月から活動が始まる。郷土史研究家の小松和彦さんとイラストレーターの宮原葉月さんが、秋田県内の人形道祖神を訪ね歩き本にまとめて出版。仙北市内では西木町桧木内地区のワラニンギョウなどを取材。

0 件のコメント:

コメントを投稿