2020年5月6日水曜日

今日の対策本部で決めたこと



 今日は、朝から仙北市新型コロナウイルス対策本部会議でした。国や県の動向を分析して市の対応を協議し、各公共施設の利用や新たな経済対策などを決めました。概要は下記の通りです。

 政府が47都道府県で緊急事態を継続したこと、県が県外との往来自粛や3密を避ける方針に変化がないことなど、危機フェーズを緩めてはいけない状況が続いています。市内の小・中学校は、既に明日からの再開を決めています。私もできるだけ早く市民の日常生活を取り戻したいと考えていますが、安全対策上、来客利用の規制を継続する必要がある観光施設(武家屋敷・田沢湖クニマス未来館・角館伝承館・むらっこ物産館など)は、5月14日まで休館を延長します。武家屋敷周辺の桜並木駐車場と旧角高グラウンド臨時駐車場も同様です。

 一方で文化施設・交流施設・体育施設・保健福祉施設(市民会館・図書館・公民館・各地区センター・体育館・運動場・コミュニティ広場・保健センターなど)は、明日7日から再開します。ご利用の皆さんは、各施設の再開状況を確認の上、感染予防対策を行ってご利用ください。また3セクの温泉施設等も日帰り入浴を明日7日から再開します。その他の指定管理施設については、管理者と再開スケジュールを至急協議します。

 経済対策では、新たに市税についての対策をスタートさせます。徴収猶予特例制度を創設し、市税の支払いが困難になった皆さんには、令和2年2月から令和3年1月までに納期限が到来する全ての税目を対象にします。延滞金等も必要ありません。無担保で最長1年間の猶予が可能です。また、関係団体から要望のあった温泉供給使用料の減免要請についても、実現に向けた検討を重ねています。その他にも必要な経済対策について準備を進めます。

 8日は市議会臨時会です。コロナウイルス対策に係る予算の承認・可決に全力であたります。その上で、私からは感染対策に最大努力を傾注しながら、同時に政策・戦略の再構築について触れたいと考えています。特に農業や観光、医療や教育は、その在り方をガラッと変える必要がありそうです。

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