2020年5月25日月曜日
人手不足を補い合う仕組みづくり
仙北市内どこでも見られる田植え作業の一コマ…。でも実は、地域内で人手不足を補い合う仕組みづくりの検証です。今回は田植えで人手が欲しい農事組合法人と、コロナ対策で休業中の温泉旅館とのマッチングでした。写真の4人は…。
写真の4人は、左から農事組合法人サンファーム西木の浅利直哉さん、妙乃湯(乳頭温泉郷)の芳賀博幸さん、鶴の湯(〃)の浅利克伸さん、右はしが同サンファームの門脇正平さんです。乳頭温泉郷は休暇村を除き、コロナ対策で今月いっぱい休業しています。一方で、例年は首都圏などから家族が帰省し田植え作業になる農家も、今年は移動規制などでそれが叶いません。サンファームも人手が欲しかったことから、両者のマッチングが整いました。芳賀さんも浅利さんも、有名旅館に勤める傍らで、閑散期や空き時間を活用しての人手のやりくりに可能性を感じたとのこと。
各社の就業規定や雇用保険の整合、出し手と受け手の情報共有をどうするかなど、まだまだ検証が必要です。でもこの取組みは人手不足を補い合うだけではなく、異業種間の人事交流と考えることもできます。何が生まれるか楽しみです。
※この検証は5月25日〜26日の実施です。ご協力の皆さん、ありがとうございました。
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