2020年5月28日木曜日
最大ピンチは最大チャンス
仙北市議会に市の組織再編案を説明しました。少子高齢と人口減少の加速、そして新型コロナの感染対策と、間違いなく最大ピンチの現状です。でも、これを最大チャンスと受け止めて市民協働を進め、支える市役所をパワーアップしたいと思います。
組織再編案は9月議会での審議を予定しています。12月竣工予定の新角館庁舎の開庁時には、新たな組織体制での人事配置を構想しています。組織再編の要点は、観光商工部を観光文化スポーツ部に、また農林部を農林商工部に、教育委員会は西木庁舎に移転して中央公民館の併設と学校教育課の新設、各地域センターは市民センターに名称を改め機能強化します。特に観光文化スポーツ部は、これまで稼ぎ頭だった観光領域と、これに並んでブランド力の高い文化領域、さらに国内外の大会開催で実績の高いスポーツ領域の結集です。経済対策を総合力で強化し、高付加価値なブランディング作業を進めます。農林商工部も経済対策を徹底する推進力です。今まで取り組んだ農商工連携を組織化し、作り手と消費者の思いの共有、地産地消・流通政策はもちろん、事業や人材や技術のマッチングなど、これまで上手く進まなかった課題改善に立ち向かいます。
市民にとっては、新角館庁舎の竣工もコロナ対策も日常の激変です。市役所も職員の意識転換、そして政策の見直しに踏み出さないと未来はありません。でも、いつもチャンスはピンチの姿を借りてやって来ます。最大ピンチは最大チャンスです。
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