2020年5月19日火曜日

ポストコロナの農業ビジョン



 仙北市産のお米が美味しいと評判です。ふるさと納税で県内トップの仙北市は、返礼品の80%以上がお米。そしてリピーターの多さが特徴です。豊かな自然、高い栽培技術、気鋭の市民性…、これらをバネに新たな農業ビジョンを描こうと思います。

 私は、ポストコロナのまちづくりに農業政策の組み直しは不可欠だと考えています。今回の感染症対策に限らず、人・モノの往来ができなくなった時、とにかく水と食糧の確保が最重要だと実感しました。コロナを機会に、仙北市民のセーフティネットとして、また日本の台所を担う農業を模索します。それが農家所得の向上に繋がらなければ持続可能な産業になりません。食糧確保と農家所得の向上を同時に叶える新ビジョンが目標です。
 さらに地方は、都市部からの移住者の居住先、人材のダムになる可能性が高まっています。全エリアで光ファイバーが走っている仙北市は、リモートワークも全く支障ありません。農地活用、疎の優位性、そしてリモートワーク…。農村のカタチが変わります。

 お米に限らず、肉、野菜、果実、花、生薬…、仙北市の農業者はこれまでも挑戦を続けてきました。田植え作業が一段落したら、「新ビジョンを探る会」で意見をいただく予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿