2020年5月14日木曜日

新ビジョンを探る会




 今日午前、「仙北市の新ビジョンを探る会」を開催。ポストコロナ時代を生きる市内若手経営者の皆さんから、熱の入ったご意見をいただきました。ウイルスの感染対策で日常も価値感も変容した今、一緒に向こう5年程度の新ビジョンを描きます。

 感染対策と経済再生の同時進行は、相当に困難な作業です。だからこそ十分な準備期間が必要だと考えました。ご参加をいただいた観光商工分野10人の皆さんからは、この危機的な状況の中、それでも新たな挑戦に向かう気概を強く感じました。現状の改善策では、域内経済の活性化を狙うプレミアム商品券、テイクアウトクーポン券などの発行、オンラインショップの展開、農業との連携、SNSの高度利用などに重複意見がありました。また、向こう5年程度の期間で必要な視点では、安全安心、選ばれる町、量から質へ、小さなコミュニティ、原点回帰、リモートワーク、訪ねる理由、新しい旅のカタチなどが共通ワードだったように感じました。キャッシュレス対応、団体旅行から個人旅行へのシフトなどが進んでいない反省もありました。これは重要な指摘です。私も、仙北市が取組んできたインバウンド戦略の見直し、国内需要の掘り起こし、高齢者・障がい者対応の強化、子ども達の学習旅行へ軸足の転換などが必要だと考えています。

 皆さんから情熱をいただきました。市総合計画(後期計画)や総合戦略への反映、実現に向けた財源の確保などに努力します。ありがとうございました。

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