2020年2月5日水曜日

軽自動車タクシー


 仙北市地域公共交通会議。私は「高齢社会が進むほど、自治体サービスの中で交通政策が重要になります。地域内で公共交通をさらに確保したいし、内閣府には新たに軽自動車タクシー事業を提案しています」と話しました。

 会議は国土交通省や秋田県、交通事業者、商工・福祉団体、地元代表者、市などで構成。来年度の市コミュニティバスの運行に関し、ダイヤ改正などの議案を可決しました。審議の中で、委員から「市民の声を反映する調査活動などを行ってはどうでしょうか」との意見がありました。事務局では「来年度は地域公共交通網形成計画を策定します。市民の皆さんが活用しやすい交通システム実現に向けて、公共交通のアンケート調査など行いたいと思います」と答えました。

 ところで、軽自動車タクシーは「道路運送車両の保安基準及び道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」ほかで、車両が基準に達していないとの判断です。何度か社会実験が行われてきましたが成功しなかったようです。ただし介護タクシーでは軽自動車使用が実用化しています。仙北市の特区活用で軽自動車タクシーが実現すれば、車両購入や保有コストの削減で、事業者にとっては事業継承や新規参入が、利用者にとっては、乗車料金への反映が期待できるかも知れません。

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