2019年6月10日月曜日

JRが株主に事業の概要説明


 JR東日本グループ、DMO候補法人・田沢湖角館観光協会、仙北市の3者が協定した観光まちづくりプロジェクトの一環で、JRは「あきた角館・西宮家(高橋義男・代表取締役社長)」内に宿泊施設を計画しています。今日はその概要説明が開かれました。

 5月の3者協定を踏まえ、JRは角館観光の拠点「あきた角館・西宮家」で、前蔵・ガッコ蔵などをリノベーションしての宿泊施設を計画。その現状などについて、JR東日本秋田支社の保坂善之・担当部長は、「本格的な作業はこれから。早く西宮家の株主の皆さんに説明し、一緒に事業を進めたい。宿泊施設は一棟貸しスタイルで、歴史を感じる空間としたい。オープンは今秋にでもと考えている」と説明。この提案に対し、株主の皆さんからは、「経営計画や全体プランを示して欲しい」、「雇用や地域経済の好転に良いきっかけ」、「3者それぞれの役割分担を明確にした方が良い」などの意見がありました。

 仙北市は、西宮家の筆頭株主です。私は西宮家取締役の一人として、「JRの今回の提案に、仙北市の観光実態を滞在型に変える可能性を感じる。実現に向けて取り組みたい。この整備を通じ、西宮家の将来を考えてパワーアップする絶好の機会だ」と発言しました。確かに課題もたくさんですが、さあ、皆さんで知恵の出しっこをしましよう!。

2 件のコメント:

  1. とても良い提案だと思います。しかし実現のため足元を掬われないよう気をつけて株主総会を招集してください。今回の招集は定款に違反します。また、この企画を進めるにあたり㈱西宮家が今後の運営をいかにするのか?指定管理者の契約変更に伴い、不利益がでないのか?(バス事業も同様)さらに改装に伴い、予約のキャンセルを強いられる、そのことにより賠償を求められた場合誰がこれを負担するのか?客席の減少により西宮家の営業方針の変更も考えられるが、長期的なビジョンは?等株主に対し丁寧に説明して承認を受けるべきと考えます。また、利益相反が考えられるので株主総会での決議にしたのでしょうか?本来ならば取締役会の決議事項なのでは、ただその場合市長の議決権は行使できないのではないのでしょうか?思うことつらつらと書いてみましたが、決して反対しているわけではなく必要なことと思っております。

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  2. ありがとうございます。ご心配の点について、特に今後の西宮家の経営について、現状にJRの宿泊施設が建つと言うことではなく、西宮家のベースビジョンを見直しし、そこにJRが加わることでの効果の検証など、私たちも幾つかの提案を模索しています。少し時間がかかりそうです。

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