2019年6月17日月曜日

市議会の一般質問②


 本日行われた市議会本会議一般質問の内容です。質問者は、平岡裕子議員、阿部則比古議員(市民クラブ)、八栁良太郎議員(蒼生会)、髙橋豪議員(蒼生会)。特徴的な質疑は次の通り。

【平岡裕子議員】
Q.市民の命と暮らしを守るため、市内巡回バスの要望をどう捉えているか、また水道未普及地の解決策は、さらに集会所へのエアコン設置はできないか、それぞれ伺う。
A.定時の巡回バスについては、先ず試験的な運行を行い、利用者数を把握し効果を見極め上での運行になると思う。水道事業は必要とする地域に少しでも早く供給したいと考え、準備を進めている。今年は角館山谷川崎地区と田沢湖卒田地区で事業を行う。卒田地区はアンケート調査を行いたいと考えている。集会所のエアコン設置については、これまでの集会所等の新築・増築・改修等の補助要綱では、備品購入や解体費とうは除くことになっていた。これを改めて対応可能としたい。

【阿部則比古議員(市民クラブ)】
Q.仙北市は、門脇市長になって以来、強気の予算編成が続いている。もれまでの財政運営の在り方で果たして良かったのか。反省点はなかったのか。
A.統合庁舎の計画が崩れ、現状を基本とした財政運営になっていて、思い描く戦略的なものになっていない。反省は本当に毎日だ。言動・行動すべてを反省している。特に財政上のことを言うと、市民要望に応えて創設した補助金の終期の設定や廃止が遅れたこと、病院事業や下水道事業、温泉事業など、公営企業で行財政改革が遅れ、国保会計も含め、一般会計からの繰り出しが増えたこと、公共施設の集約化が進んでいないこと、第3セクターの見直しが進んでいないこと、財政調整基金の現在高が減少していることなどがある。

【八栁良太郎議員(蒼生会)】
Q.角館のさくらについて数点を伺う。①古城山のさくらが良かった理由は。②ライブカメラが見えない。③ポケットパークトイレの完成は。④秋の紅葉と新たなさくらについて。
A.①実は例年通りの対応で特別なことはしていなかった。②今年2月にホームページ用サーバのセキュリティを上げた。Windows10より古いと見えない場合が発生している。スマートフォンでも見たいとの声があり対策を行っている。③武家屋敷通りポケットパークの公衆トイレは国への補助金申請を終えた。採択決定の後で直ちに発注する。④昨年も4回消毒作業をした。今年も実施して美しい紅葉をお見せしたい。時期が遅くに咲くさくらのことについて研究したい。

【髙橋豪議員(蒼生会)】
Q.JRとDMO田沢湖角館観光協会、市の3者が進める「観光まちづくり」について、その経緯、主な取り組み、市が描くイメージ、外国語やキャッシュレス対応などを伺う。
A.3者連携の目的は、仙北市の観光形態を通過型から滞在型に変えることが目的。JRの提案は滞在型宿泊施設が目を引くが、移住・定住対策、首都圏キャラバンの協働化、クルーズ船来客ツアーなどの商品化、6次産業化など多彩。市が思い描く宿泊事業は、町中が分散型の滞在エリアのようなイメージ。外国語習得は新たな事業に取り組みたい。さらに国の事業を導入して9月に台湾から外国人材を雇用する。キャッシュレス事業は、スターペイの導入を進める。LINEペイやペイペイなど多くのペイメント会社と連携できる。

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