2017年4月17日月曜日

もっと紙幣デザインが自由だったら…


大好きな作家の浅田次郎さんは、エッセイで『消えた2千円札』を考察しています。「流通しなかった原因は肖像画がなかったから」と分析し、この際「各都道府県の偉人を描いた47種類の自治体2千円札を発行しよう」と提案しています。この発想、私が以前から考えていた地域経済対策と似ています。

 私の場合は単純な発想です。例えば紙幣の肖像を漫画キャラクターにするだけで、クール・ジャパンは確実に加速します。国際的に円の買いが進むかなあと…。でも円高になると日本の輸出産業は打撃を受けるので、現実的ではないかも知れません。日本から外国に旅行がしたい人には有利かな。

 2千円札に限らず、浅田さんが提案している47種類の自治体紙幣は、国内の紙幣流通を盛んにすることが予想できます。でも秋田県の偉人、誰を選びましょうか。歴史的には国学者の平田篤胤さん、地元としては藤あや子さん、クール・ジャパンだったらトトロとか…。

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