2017年4月22日土曜日

長崎県大村市の皆さんをお迎えして


 仙北市角館町の岩瀬天神山に建つ大村藩士・浜田謹吾少年像。謹吾少年は、幕府軍の攻撃に劣勢だった秋田藩応援で、九州地方など15藩から駆け付けた8,400人の中の一人です。新たな日本の幕開けを信じ戦った多くの犠牲があって、角館の町並みは今に息づいています。そんなご恩とご縁から、旧角館町と大村市が姉妹都市の絆を結んだのが昭和57年。その後この史実を顕彰する角館戊辰が誕生し、多くの皆さんの浄財で昭和62年に謹吾少年像が建立されました。

 昨日はその建立30周年記念式典でした。主催いただいた角館戊辰会(矢野庄作会長)の皆さん、本当にご苦労様でした。大村市からは園田市長や村上議長、黒田吾往会副会長、中村親善協会会長など80人を超える皆さんにお出でをいただきました。私は歓迎のあいさつで、「過去の史実を大切に、両市の交流はますます盛んになっています。来年は戊辰戦争150年です。大村市と共同事業などが叶えばと考えています」とお話をしました。これに応え園田市長が「ぜひやりましょう」と。
 実は今年の5月31日に開催するチャレンジデーで、仙北市は大村市との対戦が決まっています。大村市は70パーセント近い参加率を誇っていて強敵です。交流は様々な分野に広がっています。


 記念式典の後の歓迎交流会も大いに盛り上がりました。角館小学校ドリームハーモニーとカツルミさん(大村市出身のシンガーソングライター)が歌った「ひとひら」、感動的でした。涙を流した皆さんも多かったと思います。
 素晴らしい会でした。ありがとうございました。

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