2017年1月5日木曜日

「中里のカンデッコあげ」は恐ろしいほどのご利益です

 仙北市西木町の桧木内地区に伝わる「中里のカンデッコあげ」。今年は2月11日に行われます。これ以上にご縁結び・子宝祈願でご利益のあるお祭りを知りません。それはそれは恐ろしいほどです。

 カンデッコあげは中里塞の神の小正月行事です。カンデッコとは土地の方言で鍬(畑を耕すクワ)のこと。人の背丈ほどの長さに編んだシメ縄の両端に、朴(ホオ)の木で作ったミニチュアの鍬と、胡桃(クルミ)の木で作った男根(オチンチン)を結び、これをご神木の桂(カツラ)めがけて投げつける奇習です。畑を耕す鍬と種をまく男根の最強コンビが宙を舞い、上手く桂の枝に引っかかれば、五穀豊穣・疫病退散が叶うと言われています。ここ数十年はご縁結び・子宝祈願の実績が余りにすごく、一部では大変な話題になっています。

 ちなみに、友人の数名がカンデッコあげに参加した途端、結婚しました。長く子どもができなかった夫婦も子どもに恵まれました。私などは昔、広報の取材で毎年お祭に出かけて、ほぼ毎年子どもができました。家内からは「もう行かないで」と懇願されたほどです。
 私はカンデッコあげが秋田県を救うかも知れないと、真剣に考えています。

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