2016年12月21日水曜日

仙北市議会12月定例会の閉会にあたり…

 仙北市議会12月定例会が終わりました。閉会にあたり行った市長発言の概要をお知らせします。既に皆様に報告済みの事案は省略します。

1.庁舎整備の新市建設計画の変更について
 12月14日、県庁と庁舎整備に関する新市建設計画の変更を協議。担当から「これまでと同様の分庁舎方式では合併特例債の対象とならない場合もある。組織の再編・集約が望ましい。また現角館庁舎の解体後に火除け復元の計画があるとすれば、それも新市建設計画に盛り込んだ方が良い」との指摘をいただきました。この協議を踏まえ、既に提案している庁舎整備構想のA案を基本に、角館交流センター隣接地を角館庁舎の建設候補地とし、各庁舎への組織の配置をさらに精査の上、新市建設計画変更の文言を整理したいと思います。1月中には新市建設計画の変更案と庁舎整備の一定の方向性を取りまとめ、議会の皆様と協議させていただきたいと考えています。


2.雪下ろし作業事故について
 12月17日午前11時ごろ、田沢湖神代地区で79歳男性が、庭木の雪下ろし作業中、ハシゴから転落し軽傷を負う事故が発生しました。市民の皆様には雪下ろし等、作業事故には十分注意していただくよう呼び掛けます。


3.株式会社モンベルとの協定締結について
 明日12月22日、仙北市と株式会社モンベルは、自然の恵みを生かした「野外活動の推進」、また自然災害発生時の「防災協力」について協定を締結します。仙北市の恵まれた豊かな自然を生かし、その魅力発信や野外活動・レクリエーションの振興、そして防災面では災害対応力の向上などに連携・協力しながら取り組みたいと考えています。


4.仙北市子ども議会について
 第2回仙北市子ども議会が、新年1月12日に開催されます。議長始め議員の皆様には是非とも傍聴の上、ご意見・ご感想をいただければと思います。


5.平成29年度の主なイベント・行事について
 来年度は4月には浜田謹吾銅像建立30周年記念式典、桜まつりには3Dプロジェクト行事、5月下旬はユネスコ関連事業、昔ばなし大学25周年事業、6月にはアジア太平洋温泉会議、7月にはマウンテンバイク大会、8月には世界合気道フェスティバル、9月には全国健康福祉祭、日本陸水学会、10月には全国京都会議、台湾澄清湖と田沢湖の姉妹湖30周年事業、日本電子情報通信学会、11月には常陸太田市・秋田市・仙北市交流10周年事業、そしてFISフリースタイルスキーワールドカップ…、この他検討中の事業も含め、毎月ビッグイベントが目白押しです。


 間もなく平成28年が終わります。今年は辛く悲しい出来事よりも、これまでの努力や多くの皆様のお力添えで、明るい話題の多かった1年だったのではないかと感じています。年明け早々、包括協定を結んだ青山学院大学の陸上競技部駅伝チームは、箱根駅伝3連覇を目指し力走してくれると思います。仙北市をあげて応援したいと思います。
 議会の皆様、市民の皆様、そして職員には、さらにご多幸に恵まれる素晴らしい年の初めをお迎えくださるよう祈念を申し上げ、閉会のあいさつとします。

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