2016年12月7日水曜日

仙北市議会一般質問の概要❶

 一日目の市議会一般質問が終わりました。質問者は4人で案件は多数です。主な質問内容と、市長答弁の概要をお知らせします。

1.阿部則比古議員
①マニフェストの大罪・市と市長に何を残したか
②市長の政治手法と角館病院の接遇
③地域運営体は二重行政
④総合産業研究所とは何か
⑤バイオマス発電の失敗の責任
⑥堆肥処理場事業と仙北夢牧場
⑦司食品工業誘致の失政
⑧庁舎建設問題で市長は特A級戦犯
⑨門脇市政は直感市政
⑩歓呼で迎えられ石もて追われる日が近い


《市長答弁》
 マニフェストは、大罪と言われるような反社会的・破壊的な内容ではない。市民検証委員会の評価は「必要な取り組みを実践しているが課題を抱えて推進途上」だ。40政策のうち実現できたものが多いが、所得10%向上は数値的には18.49%。一方で田沢湖病院救急医療の再開などは困難を極めている。何を残したかと言えば、全ての政策は議会にお認めいただいて、総合計画や総合戦略に組み込まれた。私自身は苦悩の毎日が続いている。石もて追われることについては、政治家は判断と実行が求められている。今は多数の理解がなくても、数年後・数十年後に評価をいただければ良い。その間はずっと石もて追われる批判が続くのだろう。それでも腹をくくり、覚悟を決めて市政前進にあたる。


2.安藤武議員
①角館庁舎建設について
・各庁舎整備は行政改革に沿ったものか
・角館庁舎の位置の決定はいつ、どんな方法で
・総合支所方式の考え方


《市長答弁》
 先ず、それぞれの庁舎整備を進めて良いという合意の形成が必要だ。2月市議会定例会まで整備方針と角館庁舎の位置について議会の合意を得たい。私が提案した総合支所方式のイメージは、それぞれの庁舎に配備した部課以外の業務に対し、それらが配備されていない庁舎でも、対応をしっかりと行うことができる体制づくりだ。現在の地域センターを高度化し、職員の配置やIT機器の導入などで、地域住民の利便性を向上させたい。庁舎整備事業で今よりも便利な市役所をつくらないと意味がない。いま提案している内容は、統合庁舎ほど効率化は出来ないけれど、現在の分庁舎方式を進化させたレベルを持っている。現状では実現の可能性が最も高い手法だと考えている。


3.高久昭二議員
①仙北市の福祉行政の充実
・高齢者憩いの家の設置
・学校給食の一部助成と放課後児童クラブの充実
②株式会社司食品工業の進出断念とその対応
・進出断念後の市の助成負担と対策
・新たな企業の進出見通しと工業団地の利活用
③黒倉地内の文化財遺跡の保存と観光資源活用


《市長答弁》
 今後はますます高齢者の集える場所づくりが必要になる。既に市や地域、社会福祉協議会、NPO団体などが様々な場所を活用して実践活動を行っている。先日、市内の若者有志が開催した勉強会に参加した。西木庁舎活用のメニューで中央公民館を実現し、子ども達の屋内の遊び場をつくることに賛成の声が多かったが、同じく隣接して多世代交流も出来る高齢者憩いのスペースもあれば良いとの意見もあった。また放課後児童クラブは角館スマイルバスを活用しての移動経費を12議会に提案している。司食品の進出断念後に、新たに経費がかかることはない。新たに進出を考える企業との交渉が既に始まっていて、先ずこれを実現したい。この取り組みに、司食品を訴える裁判はプラスにならないと判断している。


4.佐藤大成議員
①専門職員の採用の現状
②働く場づくりと娯楽の場づくり
③馬を活用した地域づくりの現状
④ふるさと納税に政策提案型を盛り込むこと
⑤合宿誘致の目標数値
⑥無人バスの将来プラン
⑦庁舎再編の考え方
・内容多数


《市長答弁》
 専門的知識を有する職員の採用が進んでいる。危機管理監は自衛隊から、地方創生・総合戦略統括官は国の機関から、田沢湖再生専門官は県の水産振興センター所長を、病院事業管理者には県健康福祉部長を、といった状況。さらに来年はインバウンド対策の強化を進めるため(株)JTBから職員を派遣いただく準備を進めている。また来年度の職員採用では、社会人枠を設定したい。働く場の必要性について異論はない。娯楽の場は、大規模なアミューズメントパークやショッピングモールは難しい。仙北市内でホテルを経営する母体企業に相談したが、人口規模と年齢構造で無理とのことだった。ふるさと納税は仕掛けを見直しする。無人バスはお話ししたように2020年の実運用を狙う。庁舎再編では私としては統合庁舎に次ぐメリットのあるA案が良いと思っている。市民の地域感情が庁舎整備にブレーキをかけたとしたら全く残念なこと。私の行政運営もその責はある。しかし合併してからもう11年が経とうとしている。この間に生まれた子ども達は、生まれながら仙北市民だ。この子ども達が主役の時代がすぐに来る。地域感情は持ち込まないで、次代の主役を応援したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿