2016年12月1日木曜日

先人に感謝、そして次代へ。角館のお祭りがユネスコ世界遺産に!

 
 
 
 
 本日午前2時ごろ、エチオピアのアディスアベバで開催されている政府間協議は、「角館祭りの山行事」をユネスコの無形文化遺産に登録することを正式決定しました。

 この行事は角館のお祭りとして、芦名義勝の時代から四百年近く受け継がれてきた歴史あるものです。角館神明社と薬師堂の祭典として9月7日~9日の3日間開催され、平成3年には国指定重要無形文化財に指定されました。多くのお客様もお迎えしています。市民の誇りで郷土の宝です。

 同行事が全国の「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを大変嬉しく思います。今日までやま行事の保存と催行にご尽力をいただいた皆様、関係省庁・国内外の専門家の皆様など、多くの皆様に感謝と御礼を申し上げます。

 “小さな国際文化都市”を目指す仙北市は、この登録を機に「角館祭りのやま行事」を全世界に発信し、多くの皆様に素晴らしい郷土文化をご覧いただけるよう、体制整備の準備を進めます。同時に、後世にもしっかりと継承し、安全で楽しいお祭りが催行できるよう、関係者をはじめ市民の皆様と取り組みを強化します。

 「土崎神明社祭の曳山行事」と、「花輪祭の屋台行事」を大切に継承されてきた両市民の皆様にも、心よりのお祝いを申し上げます。

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