2015年12月21日月曜日

スターウォーズとともに

スターウォーズ・エピソードⅦ「フォースの覚醒」を観ました。全体的なムードはエピソードⅣ「新たなる希望」がベースかなと。単純な分析で叱られそうですが、ルーク・スカイウォーカー役をレイが、ダース・ベイダー役をカイロ・レンが演じ、「…そして歴史は繰り返される」のメッセージを感じます。

 1977年にシリーズが始まりました。自分は高校生でした。当時はその年齢もあって、「自分は何か大きな力の導きで、存分に思い描く夢を実現できるはず」みたいな妙な自信がありました。宇宙を飛び回るルーク・スカイウォーカーに自分自身を投影していたのかも知れません。運命に飲み込まれながらも、強く生きていく、そんな姿が魅力でした。
 映画では、フォースの存在自体を否定していたハン・ソロ船長は、当初は宇宙の無法者でした。レイア・オーガナ姫は、鼻っぱしの強い美しい女性でした。そして今回のエピソードⅦにも二人は登場し、とても重要な役割を演じています。二人は(映画のストーリーの中で)相応の年を重ね、苦悩の毎日を暮らしたのです。しかしファースト・オーダーとの戦いは続いています。

 若かった二人にも、実生活で約40年の時間が過ぎました。活劇俳優(失礼かな)でメジャーになったキャリー・フィッシャーもハリソン・フォードも年老いたわけです。自分もです。
 これまでの40年間、新しいエピソードの発表を心待ちに、自分の時間は経過しました。あの当時に思い描いた人生を、自分は歩んでいるかな、それとも…。そんな思いが先に立ったのか、ストーリー展開に感動したのか、どちらにしても涙が流れっぱなしの2時間16分でした。

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