2015年12月2日水曜日

市長・副市長の減給議案を提案した思い

昨日から、12月定例会がスタートしています。議会のシステムは、先ず初日に市側が提案したい内容(議案)を議会本会議(議員全員出席)でお伝えし、その後、関係する議会の各委員会に分割して附託します。ただ内容によっては初日の本会議で、議案の可否を決していただく必要があるものもあります。今回の教育委員会委員は議会の最終日前に前任期が終了することから、議員全員が揃う初日本会議で同意をいただきました。

 否決になった市長・副市長の減給議案には、初日に可決をいただきたかった思いがありました。もちろん減給だけで責任が果たせるものではありません。ただ先ず関係した職員に、既に先月25日に処分辞令を発令していました。前係長は懲戒免職処分、他は減給3人、戒告4人、訓告2人の合計10人です。全庁をあげて今回の収賄事件の根本を明らかにする作業は既に着手(職員の再配置も含めて)していますが、取り組んでいる職員の中には、当然のことながら今回処分された職員もいます。徹底した再発防止の司令塔になっている市長・副市長自身が、自らを律して職員の改革意識を鼓舞しよう、職員と一緒に問題解決に取り組む強い姿勢を示そう…。そんな風に考えての初日提案でした。残念です。

 この他の事案について、順次ご紹介します。

0 件のコメント:

コメントを投稿