2015年12月3日木曜日

12月定例市議会市政報告①

12月市議会での市政報告です。これまでブログアップしている項目は省略します。

■補正予算・来年度当初予算について
 次に一般会計補正予算についてです。
 補正額は1億6,976万1千円で、補正後の額は193億6,661万1千円となります。主な事業は、ふるさと納税ふるさと便事業費、ふるさと仙北応援基金積立金、臨時福祉給付金給付事業費、障害者自立支援給付費、母子生活支援施設等入所措置負担金、生活保護費、インバウンド誘客促進事業費、温泉事業会計補助金、一般教育振興総務費等です。

 次に平成28年度の財政見通しについてです。
 総務省の平成28年度概算要求では、地方交付税は平成27年度予算額の2パーセント減に留めるとしていますが、地方財政計画が示されるまでは楽観視できない状況です。
 市では、今年度で地方交付税の合併算定替期間が終了し、平成28年度から段階的に交付金が一本算定に移行されます。市の財政運営に大きな影響を与えることは確実です。歳出面では職員の削減による人件費の減少、普通建設事業抑制による公債費の縮減はありますが、物件費や社会保障費の増加は間違いありません。
 一方で、平成28年度は次期総合計画や仙北市版総合戦略の初年度にあたります。今後10年を見据えた市民と協働のまちづくり、資源の高度活用で地方創生を実現するために、当初予算で重点配分したいと考えています。そのためには自主財源の確保に最大努力を重ね、併せて現行事務事業の再検証、ゼロベースでの見直し、縮小・廃止も視野に入れ、徹底的なコスト削減を行います。
※写真は中部経済同友会の仙北市地方創生現地視察

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