2015年12月9日水曜日

12月定例市議会市政報告⑦

■温泉と病院関連
◇新たな源泉の確保対策について
  以前から塚本總業(株)と協議を重ねてきた水沢源泉の活用については、田沢湖高原温泉郷への温泉水安定供給にかかる合意書に基づき、新しい水沢源泉から新分湯槽までの引湯工事が進められています。また、市で当初予算に計上しお認めをいただいた新分湯槽から高原地区の分湯槽までの引湯工事の調査と実施設計業務委託は、先ごろ終了し工事費が確定しました。
  これを受け、本定例会に水沢源泉から田沢湖高原までの工事費に係る補正予算を計上しています。事業内容は水沢新分湯槽から田沢湖スキー場を横断し、田沢湖高原の山麓分湯槽まで温泉管を一定勾配で布設するもので、口径100mmの引湯管2,891m、口径75mmの引湯管が458m、合計で3,349mの管延長です。なお、引湯管は保温性、耐水性に優れた温泉管を使用することにしています。
 総事業費は2億6,691万4千円で、事業年度は本年度と平成28年度の2ヶ年継続です。来年の12月までには水沢温泉から供給できるよう工事を進めます。

◇市立角館総合病院改築事業について
 市立角館総合病院改築事業の工事進捗状況を報告します。本体工事は1階の床及び柱の工事を進めていて、進捗率は11月末現在で25パーセントです。外構工事は本体工事工程との関係から本体工事隣接部分及び作業道を残し清算しました。残工事については、本体工事の進捗状況に合わせ、適時に発注します。
※写真は医療のイメージカット

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