■総務部関連
◇総合教育会議の開催について
総合教育会議の3回目の会議を11月24日に開催し、中央公民館の整備、スポーツ振興対策、学校再編に加え、教育大綱について協議しました。
中央公民館に求められる役割と機能について、また総合的なスポーツ振興対策の具体的な必要性と効果等について協議、積極的に推進することを確認しました。
学校再編については、生徒数等の推移予測が示され、来年度に保護者、地域の学校教育についてのアンケート等も含め、子供達にとって最も良い方策について議論を進めていきます。教育大綱については、第2次仙北市総合計画に「個性豊かな心を育むまち」として盛り込むこととして、具体的な内容を教育委員会として提案いただくこととしました。
◇地方創生特区について
地方創生特区では、現在3つの事業計画を区域会議に提案し、大臣の認定を受けています。1つ目は、国有林野の管理経営に関する法律の特例で、貸付等の面積が5ヘクタールから10ヘクタールに拡大されたことにより、有限会社グランビアが10ヘクタールの国有林野を使用して、加工用果樹やハーブ栽培、併せて行う放牧農場から生産される食肉の加工施設、製品の販売やレストランの経営などを行う農園事業を、平成28年4月から進めるというものです。2つ目は、農業生産法人に係る農地法等の特例で、役員要件における60日以上の農業従事者数が一人以上という特例を活用し、株式会社メディカルファーム仙北が農業生産法人となり、休耕地等を活用したハーブ、薬草、健康食品用作物などを栽培し、加工食品、アロマ製品、機能性食品の加工・販売を行うというものです。3つ目は、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の特例で、農業分野の派遣事業について週20時間の就業制限が週40時間まで可能となったことを活用し、公益社団法人秋田県シルバー人材センター連合会が市内で派遣事業を行うものです。現在、事業の開始に向けて準備が進められています。
また、去る10月26日と27日の2日間、兵庫県養父市を視察しました。対応をいただいた広瀬市長、また事業主体の代表者や担当の市職員の皆様に感謝を申し上げます。どの事業も現状を憂うだけではなく、改善に身を投じる主体者が存在し、その挑戦する姿を見て、周囲に応援隊の輪が広がり、未来を拓くうねりに拡大するという構図ができていました。
特区で地域を変えることができるかどうか、それは私を含め市役所職員のやる気や本気度に加え、半歩でも一歩でも現状から前に進もうという情熱ある人材の確保が何より重要で、さらに、それを周囲が応援する意識の醸成が不可欠と強く感じました。
※写真右は広瀬・養父市長
0 件のコメント:
コメントを投稿