2015年12月9日水曜日

12月定例市議会市政報告⑥

■建設部関連
◇角館駅東西自由通路整備事業の一時中止について
 角館駅東西自由通路整備事業は、その事業財源と想定していた社会資本総合整備交付金の配分条件やボリュームなどから、市で別に計画している内川橋改修事業との実施年度の調整が必要となっていました。多面的に検討を重ね、市民の安全確保を最優先で実現することが重要と考え、内川橋改修事業の先行実施を判断しました。従って角館駅東西自由通路整備事業は、内川橋の改修が完成するまで一時中止となることをご理解いただきたくお願いします。
 この一時中止について、JR秋田支社と協議を行い、内川橋の改修事業が完了した後に、速やかに市の発議で再開する旨の覚書の締結を条件に了承いただき、11月5日付けで覚書を締結しました。

◇道路整備促進フォーラムの開催について
 10月19日、「国道46号地域高規格道路整備促進フォーラム」を仙北市で、また10月21日、「地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラム」を北秋田市で開催しました。両フォーラムとも商工会、観光連盟、草峠地区期成同盟会、秋田県、同盟会会員など多数の皆様に出席をいただき盛会に終えることができました。
 「国道46号地域高規格道路整備促進フォーラム」では、国土交通省秋田河川国道事務所所長の渡邊政義さんによる情報提供、料理研究家の木元千恵子さんによる基調講演、意見発表などで早期の整備着手を働きかけていくことを確認しました。本同盟会は、平成28年度からは同国道起点である盛岡市から終点の秋田市まで、沿線全市町による新同盟会を設立する予定です。
 また、「地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラム」では、秋田大学北秋田分校長の濱田純さんによる基調講演、「秋田のど真ん中を貫く」をテーマとしたパネルディスカッションなどで早期の整備着手を働きかけていくことを確認しました。
 同フォーラムを踏まえ、11月19日には東北地方整備局、11月20日には国土交通省・財務省・地元国会議員などへの要望活動を実施しました。

◇東北都市景観協議会の開催について
 都市景観に関する施策を推進する東北の各市町村が集い、情報交換を図ることを目的に、10月29日から30日の両日、たざわ湖芸術村で東北都市景観協議会を開催しました。
 協議会には21の市町村、国土交通省東北地方整備局、青森県・宮城県・秋田県の担当者など、総勢48人に参加をいただきました。冒頭、国土交通省都市局 公園緑地・景観課 景観企画係長の古木治郎さんから、「景観まちづくりの最近の取組み」についての話題提供、弘前大学教授の北原啓司さんによる講演などが行われ、景観づくりについて考える有意義な会議でした。
 仙北市では、来年1月1日から景観条例を施行します。国や県、会員自治体と連携し、良好な景観づくりの推進に鋭意努力します。
※写真は国道46号の期成同盟会主催フォーラム(樺細工伝承館)

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