2015年11月15日日曜日

岩本俊悦さんの文化功労者表彰をお祝いして

  今日はお昼から北秋田市内のホテルで、故・岩本俊悦さんの秋田県文化功労者表彰受賞をお祝いする会でした。岩本さんは「北緯40°秋田内陸リゾートカップ・100キロチャレンジマラソン」を立ち上げ(1989年)、第2回大会から第5回大会まで実行委員長、第6回大会から今年の第25回大会まで事務局長を務めた方です。全国から1700名のランナーと、2800名のボランティアスタッフに参加をいただくマラソンイベントに成長しましたが、これは岩本さんの地域愛と情熱なしには語れません。ご本人は今年大会を見ないで逝ってしまいましたが…。 

 お祝いの会には、堀井啓一・秋田県副知事(写真はごあいさつの様子、お隣にいる女性は岩本さんの奥様の隆子さん)、津谷永光・北秋田市長、高橋充・上小阿仁村教育長、佐藤博・秋田県北秋田振興局長、佐々木健・今年大会会長はじめ、岩本さんと親交の深い皆さんが駆けつけていました。仙北市からも大会関係者が大勢参加しました。皆さん岩本さんのお人柄を慕う方々です。 

 自分はあいさつで次のような思い出話?をしました。「1988年、旧西木村の若者を中心にサラダハウスと言う村おこしグループを立ち上げ、野外ロックコンサートを開催しました。これが大赤字を出してしまい、メンバーは意気消沈しグループ解散の危機に瀕していました。そんな時だったと思います。岩本さんから内陸線の沿線地域を盛り上げるために、来年は手づくりでウルトラマラソンを開催したいので、サラダハウスにも協力をお願いできないかとご相談を受けました。これがご縁で、鷹巣・森吉・上小阿仁・阿仁など、多くの若い皆さんと知り合いになれました。お蔭で今の自分があります。岩本さんとのお付き合いは30年になろうとしていますが、岩本さんのお願いを断ることなどできません。今後も100キロマラソンは続きますが、同じ時期に亡くなった大牧徳二郎さんと岩本さんと、一緒に大会を盛り立てていきたいと思っています」。 

 受賞を心からお祝い申し上げます。

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