2015年11月17日火曜日

富士河口湖町でクニマス情報交換会

   午後3時から、富士河口湖町庁舎を訪問。田沢湖クニマス未来館(平成29年春オープン予定)に展示するクニマスの譲り受けについて、後藤斎・山梨県知事をはじめ、県庁農政部の皆さんに要望を行ってきた報告や、最近本格化した田沢湖湖底調査の現状、田沢湖クニマス未来館構想の概要をお伝えしました。

 渡邊凱保・富士河口湖町長はお休みでしたが、外川亮介・総務課長や流石速人・政策財政課長、梶原晃吉・農林課長などに応対をいただきました。また三浦美信・西湖観光協会長、三浦久・西湖漁業協同組合長にもご足労をいただきました。皆さん本当にありがとうございました。
 仙北市が進める「田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト」は、確かにクニマスを故郷に帰すことが目標です。しかし取り組みの最も重要なことは、誰も経験したことのない、命あふれる湖の再生、田沢湖の再生が目的であること、そしてその過程で、世界中の皆さんとの交流や学習が必要なことなどをお伝えしました。従って田沢湖クニマス資料館は、多くの方々に入館いただきたいことはもちろんですが、研究施設、学習施設としての機能を充実することになると、お話しをしました。

 一方で富士河口湖は、来年の春、町内にクニマス展示施設をオープンする準備を進めていました。事業主体は山梨県で町が管理運営するとのこと。両市町の連携はなおさら必要になります。
 三浦漁協組合長からは、西湖に生息するクニマスの総数は約7000尾との推測があるとのお話を、三浦観光協会長からは、田沢湖クニマス未来館内に、西湖コーナーがあることに触れ、富士河口湖町のクニマス展示施設にも田沢湖コーナーを実現できればとのお話しをいただきました。

 お忙しい中、皆さんにお集まりをいただき心から感謝を申し上げます。

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