6月30日午前、北秋田市阿仁庁舎で秋田内陸縦貫鉄道株式会社の株主総会。新しい取締役選任の議案が提案され、佐々木琢郎氏(写真:株式会社JTB法人営業秋田支店営業担当部長)が現職出向のカタチで着任することを承認しました。
その後、酒井一郎社長が退任のあいさつを行いました。「四者合意が内陸線の幕シメの引き金にならないよう、とにかく赤字2億円以内の達成に努力をしてきました。皆さんのご協力で2年連続でその目標を実現することができました。今回の社長交代が話題の一端となり、乗車数アップに繋がって欲しいと思います」と話していました。
株主総会をここで一時休憩とし、別室で臨時取締役会を開催。新たに取締役に選任された佐々木琢郎氏も加わり、代表取締役社長選任の件を協議。全員一致で佐々木琢郎氏が新しい社長に決定しました。
佐々木新社長は、「私に与えられたミッションは秋田内陸縦貫鉄道の活性化です。生活路線としての役割を果たし、観光戦略を強化し乗車する皆さんに喜んでもらえるよう、そして内陸線の素晴らしさを国内はおろか国外にまで情報発信したいと思います。どうかよろしくご協力をお願いします」と話していました。
※佐々木新社長の略歴は以下の通り
昭和29年7月生の59歳。秋田市内に在住。昭和48年に株式会社日本交通公社に入社後、株式会社ジェイティービー盛岡営業所長、株式会社JTB東北大館支店長、るるぶトラベルプロデューサーなどを歴任。
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