2013年5月9日木曜日

ストロベリーファームが施設見学会


 写真は、(株)ストロベリーファーム(仙北市西木町:家形一生社長)が建設した夏イチゴ栽培施設。ハウス3棟990平方メートルのうちの1棟(A棟)には、他の2棟の頭脳とも言える制御装置が設置されています。最新の栽培設備を導入し、コンピュータで室温管理、養液管理、ハウス開閉などが行われる仕組みでした。

 施設建設は、地元出資者を募りながら2期・3期工事(合計でハウス27棟程度)に進みます。年間40トン程度の生産量を目指し、観光農園や加工場の開設も計画しています。今回の施設見学会は、パイロット事業段階での施設内覧会で、夏イチゴの品質、収量、出荷先などが検証される予定です。この段階で市民の皆さんに夏イチゴ栽培に対する理解を深めてもらうことも大きな目的で、施設見学会はその一環の取り組みです。

 3棟全部で、イチゴ苗は14,000強株定植されていますが、うち13,500株は白鳥で、残りがなつあかりとのこと。収穫は6月以降に始まり、12月のクリスマスまでに採り終えたいとしています。見学会には地元の農家やイチゴ栽培に興味のある皆さん、また大手のコンビニ会社や食品メーカーの関係者も出席していました。一大産地づくりを目指すストロベリーファームを、仙北市も応援します。

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