2013年5月5日日曜日

固定資産税の過誤納金還付について


 市議会の臨時議会(5月2日開催)では、提案した13議案全てをご可決いただきました。議会冒頭に行う市政報告内容は、市ホームページの新着情報で掲載しています。
 ところで固定資産税の過誤納金還付について、一部のマスコミで誤解されかねない報道が以前あり、その点についても市政報告で触れています。その部分をブログでピックアップします。

~平成24年度に市内に商業施設を有する事業者から、仙北市固定資産評価審査委員会に家屋の評価額について審査申出があり、仙北市固定資産評価審査委員会の審査の結果、価格の減額決定がなされました。市はこの判断を受け、平成25年3月議会定例会に、地方税法の規定に基づき過去5年分の差額と加算金を合わせた予算656万5千円を補正予算にお願いし、議決をいただいた上で、3月末に事業者にお返ししたところです。
 この事案につき、一部の報道機関が、市民の皆様に誤解を与えかねない表現で報道が行われました。誠に遺憾です。抗議の意を伝えてあります。
 本事案についての新たな事実は、4月8日にこの事業者から、5年分の還付について異議申出書が提出され、仙北市固定資産税過誤納金取扱要綱に基づき、あと5年分の還付を求められていることです。この対応では市の顧問弁護士と検討を行うなど、要綱の適用について内部で協議をしています。今後さらに5年の還付が妥当との方向性が示された場合は、議会の皆様へ説明の機会をいただき、6月議会定例会に関係予算をお願いすることも考えています。
 なお、この建物と類似する他の家屋についても、同様の課税誤りがなかったかどうか、洗い出し作業を進めていますが、15年以上前に建てられたものであるため、報告できる精度に高まるには、今少しのお時間をいただきたいと思います~。

 市民の皆様にはご不安な思いを抱かせて、本当に申し訳ありません。現在、専門家から法的なアドバイスをいただきながら、事案の背景や影響額の算出などを進めています。改めて今少し調査の時間をおかしくださるようお願いします(市政報告の前後も含めて全文をお読みになりたい方は、市ホームページにアクセスしてください)。
※写真は桜のイメージ写真です。

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