2013年5月17日金曜日

全国自治体病院開設者協議会


 昨日は、都内都市センターホテルを会場に開催された「平成25年全国自治体病院開設者協議会」に参加し、自治体病院の全国共通の課題を知ることができました。全国1062ヶ所の自治体病院の今を知ることで、仙北市の病院経営の特徴が浮き彫りにできる、そんな思いです。市長着任後、毎年参加させてもらっています。

 さて写真は、来賓でお出でくださった衆議院議員の細田博之さん。細田さんは国会議員で政党を越えて組織する自治体病院議員連盟の会長です。細田さんと言えば、小泉内閣では内閣官房長官でした。ごあいさつの中から、耳に残ったお話をお伝えします。「地域医療を何と支えるか、医師確保や看護士確保はもちろんですが、財政的に言えば医療保険制度は到底間に合わなくて、消費税を引き上げても、その他の社会保障を賄いながらで、やっぱり足りません。年金や子育て支援なども含めて、多様な検討が必要な状況です。今は円安ですから、企業の増収も期待しています…」。

 開設者の立場から言うと、やはりマンパワーの確保が何より気にかかります。でも医療の現場にはまだまだ難題があることを再認識しました。

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