2013年5月23日木曜日

角館庁舎の移転整備案説明会


 一昨日から「角館庁舎の移転(案)に関する説明会」で、市内を巡っています。一昨日は中川の集落センター、昨晩は白岩でした。日を追って参加をいただける方々も増え、また多様な考え方を知ることができて、本当に有意義な時間となっています。

 移転整備案の概要ですが、現在の角館庁舎の老朽化が著しいため、その機能を角館交流センター周辺に建築する軽量鉄骨プレハブ構造の新庁舎へ(ここには地域センター・市民課・環境防災課が入居)、また角館東地区公民館へ(ここには教育委員会が入居)、そして現庁舎は解体撤去し火除けの復元を行うとした内容です。交流センター周辺に新角館庁舎を建築するメリットとしては、駐車場が200台以上確保できること、交流センターや健康管理センター施設の併用で、部屋数などを抑えることができることなどがあります。 これまで市議会の皆さんからは、「さらに庁舎が分かれてしまい非効率だ。現庁舎からの早急な撤退が必要であれば、地域センターも含めて東地区公民館に入った方がよい」、また一方では「角館庁舎の老朽状況を科学的に証明することが最初だ。また角館東地区公民館は、当初は東小学校として活用していたものだが、それが老朽化して危険だから新たに角館小学校を建築した経緯がある。そこに教育委員会を入居するのは危険を度外視した行為」、また「だからこそ東地区公民館に教育委員会を入居させたりしないで、交流センター周辺に建築する新庁舎に入居させるべき」など、多彩な指摘があります。

 一昨日、昨日の市民の皆さんからの意見では、「分庁舎方式を早期に解消し、一体型庁舎を早く実現すべきだ」、そして「交流センター付近はまだまだ土地開発ができる山地がある。それを開発すれば一体型庁舎も実現できる」と言う意見や、「角館駅の東側には広い土地がある。交流センター周辺よりは適していないか」、また「駅前のエム・プレスを活用し、一体型庁舎をつくることが将来のまちづくりには最適」と言う意見などが寄せられています。
 今晩も説明会を開催します。場所は雲然集落センター、時間は夜7時からです。皆さんのお越しをお待ちします。

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