2012年10月30日火曜日
協働によるまちづくり推進委員会
写真は仙北市協働によるまちづくり推進委員会の第1回会合です。今年の3月に「仙北市協働によるまちづくり条例案」を議会で承認いただき、仙北市のまちづくりは市民が主体・主役であることを規定しました。同時に市民の役割、民間企業や各種団体の役割などが明記されています。また施行規則では、市役所職員の役割についても言及しました。
今回初会合となった推進委員会はその施行規則に規定をしたもので、まちづくり基本条例が適切に運用されているか、必要があった場合の見直しに関する行為、またまちづくり提案型補助金の審査、地域運営体に関する活動助言などを行います。委員は応募いただいた方が1名、その他は市内各分野のエキスパートの皆さんです。初会合だったので、委員間で互選が行われ、会長には佐藤励さん(仙北市NPO法人等連絡協議会)、また副会長には小松龍子さん(仙北市ボランティア連絡協議会)が選任されました。
初会合と言えども、委員の皆さん何らかの形でまちづくりに係わってきた方々ばかり。会合の後に予定している提案型補助金(市民の皆さんが主体的に取り組みたい活動への補助金交付事業。全体額の2/3を支援し上限は30万円)のプレゼンテーションに向けて、実践者ならではの視点で意見交換が活発に行われました。
例えば「収益が出る事業については、その収益分を差し引いて補助金を交付したい」とした事務局案に対し、「いや、むしろ収益を確保していただき、その財源などで継続的な活動を行ってもらう方が良い」、「しかし継続性を現段階では想定しても、その約束は果たされるかどうかの担保がない」…。対応を検討したいのでお時間をいただくことにしました。
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