2026年10月3日土曜日
銀行の経営統合について
土曜LIVE!あきた(AKT秋田テレビ)で。いつものことですが、コメントできる尺に言いたいことが収まらなくて…。ブログで補足します。今回の青森みちのく銀行と岩手銀行と…。
秋田銀行の経営統合について思っていることをお話しました。この北東北3県は全国47都道府県中で、トップ3の人口減少率です。確かに経営統合の要因に人口減少があるでしょう。金融市場が縮小するし金利の世界ですから預金の獲得競争も激化します。でも地域に責任を果たせる銀行であり続けなければいけません。そのためには経営基盤の強化が必要で、同じ環境にある仲間とチームを作ることは有効な方法です(持株会社を立ち上げ各銀行は残す構想)。これを言うと「なんだ、組織を防衛する経営統合か」となってしまいますが、私が聞いた内容はそうではありません。次の時代に対する準備です。今3銀行は各県で堅実な経営を行い利益を上げています。でもそれは今だからで、この後20年〜30年先もそうだと言う確証はない、だから経営が安定している今こそ次の時代の準備を始め、地域課題を解決できる銀行であり続けたい…。頭取3人の銀行マンとしての矜持を感じます。話題に上がるデータセンター(秋田市)やキオクシア(北上市)などへの対応もあるでしょう。今回の3銀行の経営統合に向けた協議スタートは、地方銀行の広域化・県境を超えたメガ地銀誕生など、幾つもの新しい挑戦に満ちています。
コロナ禍のころ、全国は人の往来を遮断する政策をとりました。仙北市はお客さまをお迎えすることで地域経済の歯車が回りましたが、これがストップして疲弊しました。何とか現状を打開したいと市内の金融機関の皆さんに集まってもらい、コロナ禍での経済対策会議を毎週開催していました。「人は動けないけれどモノは動かせる。ふるさと納税を強化しよう」、そんな提案もこのテーブルです。他にも金融機関の皆さんの情報は多くの政策を生み出しました。3銀行の経営統合は、確かに総資産13兆円を誇ります。JR東日本のそれより大きな額です。その資金力も重要ですが、何より重要なものは情報です。3銀行をメインバンクとする3万事業所の知見があります。例えば秋田で不足するモノや仕組みや素材が青森や岩手で入手できたら…、それらをマッチングすることで新たな商品やサービスや価値創造が可能になったら…、それが今回の3銀行の経営統合のメリットではないでしょうか。さらに来年1月にはフィデア銀行が誕生します。秋田は青森・岩手・山形の情報を活用できる稀な存在になります。この後の協議を見守りたいと思います。
※あくまで私見です。
※コメンテーターは私と田口瞳さんです。
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統合要因は人口減少ではない!
返信削除盛岡副都心化を狙ってんだよ