2014年7月23日水曜日

女川町竹の浦を訪ねて

月曜日、宮城県女川町の竹の浦地区を訪ねました。日曜日は高校野球で角館高校と秋田南高校の試合を応援に行きましたが、全く危なげのない試合はこびで、決勝進出を確信。気持ちはもう甲子園です。

 さて東日本大震災が発生後、女川町竹の浦地区62世帯が丸ごと仙北市内のホテルに避難しました。現在は皆さん女川町に帰りましたが、それから仙北市と様々なお付き合いが続いています。市の産業祭には毎年参加をしてくれて、獅子振り(竹の浦の伝統芸能)は仙北市でも有名です。
 ところで、自分は竹の浦を訪ねたのは初めてです。また先方様に何も連絡せずに、突然の訪問だったにも関わらず、たくさんの皆さんがわざわざ集まってくれました。逆に大きなご迷惑をおかけしたカタチになり、反省しています。

 女川町に入る少し前、石巻市にある女川町民の方々の避難住宅を訪ね、いつもお世話になっている阿部貞さん宅に顔を出しました。ここで奥様から貞さんに連絡を入れてもらって、町の中心部にある救急センター(旧女川町立病院)で貞さんと合流。町内では高台移転などの作業が進み、未来のまちづくりが少しずつ見えています。

 写真は、竹の浦地区の皆さんが住宅区割り図面を広げて説明してくれた時のスナップ。一番手前が仙北の農家の皆さんとも友達の多い鈴木成夫さん。目の前に広がる竹の浦の海、そして入り江の美しさを見て、「竹の浦を離れたくない」と言っていた皆さんの気持ち、良く理解できました。

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