2013年9月19日木曜日

国道341号の復旧を木村補佐官に要望

先日の台風18号被害で、仙北市内では国道341号の路肩崩落、道路覆工(スノーシェット)の倒壊などが発生しています。この災害対応で本日の午後、内閣総理大臣補佐官の木村太郎衆議院議員(写真)を団長とする調査団に来市いただきました。

 田沢湖庁舎での要望会では、まず堀井副知事が全県下での被災状況を説明し、災害復旧や財政支援を要望しました。自分は国道341号の早急な復旧支援と通行止め解除を要望しました。具体的な説明では「国道341号は十和田八幡平国立公園内を走る観光のゴールデンルートで、玉川温泉や各温泉郷、田沢湖や角館といった屈指の観光地を結んでいます。この10月1日から今年いっぱいJR全社のデスティネーションキャンペーン、10月31日からは秋田県種苗交換会があります。紅葉シーズンと言うこともあり、周辺のホテル・旅館は多くの予約を受けていた中での災害です。一日も早く通行が可能になるよう特段のご配慮をお願いします」とお話をさせていただきました。

 その後、各省庁の皆さんと一緒に現地を調査。ここで木村補佐官は、「地域の観光や経済振興を考えると、一刻も早くの復旧が必要です。県の要望も合わせ、関係機関に働きかけます」と話してくれました。また帰路の途中、供養佛の土石流対策の現状も視察いただきました。
 なお、国道341号の復旧事業は県事業として実施されますが、県は1ヶ月以内のできるだけ早期に通行止めを解除したいと話し、最高速度の作業を約束してくれました。事業は国庫補助を伴う災害復旧事業なので、通常は国の事業査定を受けてからの工事発注ですが、ここでも木村補佐官は「事務的な作業はともかく、何より通行を確保することが大切でしょう」と、現場優先の考え方です。本当に有り難いことです。

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