2013年9月28日土曜日

公開討論会は中止になりましたが…

昨夜、開催予定だった「仙北市長選挙立候補予定者・公開討論会」が、市民の皆さんにはお忙しい中でご来場をいただいたにもかかわらず、開催直前で中止となってしまいました。自分は予定通り打合せ時間には入場していました。しかし討論をする相手方が急きょ参加できないことになり、その状況で公開討論会が成立するのか、主催者(仙北市の未来を考える若者の会:島川祥代表)とコーディネーター(国際教養大学:勝又美智雄教授)の協議がありました。後援をするリンカーン・フォーラム(公開討論会支援NGOで所在地は愛知県名古屋市)にも問い合わせを行い、公職選挙法と照らし合わせての協議でした。

 自分は、候補予定者間で公平感が損なわれる可能性があるので、ステージに上がることは適切ではないと考えました。いろいろな確認を行った後、結論として候補予定者が1人での討論会は事前活動に当たる可能性があるとの判断で、討論会は中止となりました。自分が会場内で発言することも控えることになりました。しかし、せっかくご来場をいただいた方々がいるので、会場の方々と勝又コーディネーターで、仙北市の発展に向けた意見交換を行うことになりました。おかげで多様な発言を耳にすることができました。特に印象に残ったことは「水資源を活用したまちづくり」への提案です。

 昨年は、秋田県内で渇水状況が続きました。生活用水や農業用水はもちろん、秋田火力発電所でも業務に支障がある事態となり、玉川ダムの底が見えるまで放流をしたことはご存知のことです。秋田県の水瓶ともいえる田沢湖や玉川ダム、多くの水系が存在する仙北市だからこそ、利水を大切なテーマと捉えるべきだとの意見は全くその通りです。

 大変に勉強をさせてもらった会でした。主催の皆さん、勝又コーディネーター、インターネット中継をした「えすなび」の皆さん、そしてご来場の市民の皆さんに厚く御礼を申し上げます。

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