2013年9月16日月曜日

田沢湖マラソンで感じたこと

第28回の田沢湖マラソンは、エントリー総数6259人で過去最高でした。実際の走者総数も5622人で、やっぱり最高です。だんだん雨足が強くなる中でのレース展開で、皆さん随分ご苦労されたことをお聞きしました。でも皆さん口を揃えて「次は晴天の中を走りたいと思います」と…。本当に嬉しいお話です。

 田沢湖マラソンは市民手づくりのマラソン大会です。多くの市民・企業・町内などの方々の運営で開催できています。そんなハンドメイド感が気に入ったのか、ゲストランナーのエリック・ワイナイナさんも「一度で田沢湖マラソンのファンになりました。また来年もここで走りたいです。皆さんと会いたいです」と言ってくれました。彼はきっと人情派のオリンピック・メダリストなんだと思います。

 さて先達地区内を通過していたフルマラソンコースは、8月9日の土石流災害で一部を変更しました。でも地区に近づけば、崩落した山腹の生々しい風景が目に入ってきます。秋田県内から参加したランナーであれば特にそうだったと思います。マスコミの方からお話を聞いたことですが、ランナーの中に、走ることを止め手を合わせたり黙祷をして、一呼吸おいてまた走り出す方々が多かったそうです。皆さんのお心遣い、ご遺族や地区の方々に伝わったと思います。

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