2011年7月31日日曜日

クニマスが泳ぐ田沢湖


 昨日(30日)は午後から「クニマスフィーラム」。市民会場には地元の皆さんをはじめ、県内外から600人もの方々が参加をしてくれました。ありがとうございます。

 本当に贅沢な出演者でした。中坊徹次先生(京都大学)、杉山秀樹先生(秋田県立大学)、西木正明さん、矢口高雄さん、塩野米松さん、三浦久さん、小松嘉和さん、それぞれが専門的な視点からクニマスへの想い、田沢湖の水について、率直な意見を頂戴できました。会場からも「早く田沢湖にクニマスを帰したい。長い時間はもう待てない」など、熱の入った言葉もお聞きすることができました。

 自分は以前からお話ししている通り、田沢湖を生態系の豊かな湖に甦らせることを政治目標の一つにしています。もっと目に見える形で、この運動を広げないといけない時期がやって来たと言うことでしょう。

 写真は出演者と丸木舟の会の皆さんが、フォーラム終了後に集まって記念撮影。みんなイイ笑顔。

2011年7月29日金曜日

医師が先か患者が先か…


 昨日は秋田市内で「秋田県自治体病院開設者協議会」などに参加。自治体が運営している病院経営は、どこも大変です。そんな中で、興味深い意見交換がありました。少し紹介します。

 参加者側から「秋田市への医療の集中、医師の集中は周辺部から見ると羨ましい限り。しかし偏りすぎている。この状況が地域医療の崩壊に繋がっている。県が改善策を打ち出すべきではないか」との意見。これに対し県側は「秋田市は確かに医師数が多いが、それは患者数が他の地域と比べて多いから。医師を含めた医療スタッフが多くなければ、過重なストレスが加わり、それこそ医療崩壊に繋がる」みたいな答弁でした。

 これはニワトリと卵のお話です。これまでの経験で医師がいるところに患者が集まると思っています。でも言うとおり、患者のいるところに医師が集まるのも事実です。何だかストンと納得できないお話です。

2011年7月28日木曜日

ガンバレ!福島っこ


 夏休みを仙北市で過ごそうと、福島県からの親子連れやグループの皆さんが増えています。福島県では福島原発の事故後、野外活動が制限されるなど、学校生活に大きな影響が出ています。すでに1万人を超える児童生徒が転校していることを見ても、その深刻さがうかがえます。

 秋田県では災害支援メニューとして、子ども達の無償受入れを決定。その直後に仙北市は福島県の教育委員会などへ、受入れの内容をお知らせしていました。現在も仙北市への多くのお問い合わせをいただく状況が続いています。

 これから8月末まで、延べで1万人以上の子ども達が仙北市で過ごします。そこで田沢湖図書館、情報センター(角館図書館)、駒ヶ岳観光ホテル内に「福島県情報プラザ」を開設することにしました。福島県内の新聞やインターネット、無料電話などで、故郷の情報に触れることができるようにと考えました。

 田沢湖畔での子どもの遊泳、また市内各地での子ども達の安全確保に、どうか市民の皆さんのご協力をお願いします。

直売所間でネットワークづくり


 昨日は仙北市内にある直売所の代表者が一堂に会し(17直売所、うち都合で3直売所欠席)、直売所の連絡協議会設立総会が開催されました。

 秋田県の直売所数は全国屈指です。平成17年には180箇所以上の直売所がありました。その後、緩やかに数は減ります(10カ所ぐらいだったかな)。数が減った理由は、仙北市の直売所が現在抱える課題と同様です。冬期間の閉鎖、会員の高齢化・固定化・後継者難、販路拡大策の手詰まり…。

 これらの課題について、直売所の枠を超えて連携して行こうというのが連絡協議会です。総会では「地産地消を進めるかくのだて根っこの会」会長の小野マサ代表が会長に、また「JA秋田おばこ角館地区女性部花咲きの里」代表の相馬栄さんが副会長に就任しました。

2011年7月26日火曜日

玉川ダム交流会に280人


 写真は玉川ダムサイトに集合した小学校4年の皆さん。仙北市内の確証学校をはじめ、大仙市太田北小学校、秋田市上北手小学校のお友達もいます。

 毎年、夏休み期間中に開催する恒例行事。自分は実行委員長を拝命しています。ダムの役割、森の役割、水力発電、水質改善などなど、フィールドワークが主な内容になっていて、まさに実践型野外学習会。子ども達を始動する先生も、教師や市役所職員の他、ボランティアの皆さんも多いのが特徴です。

 昨年も書き込みましたが、お昼に出てくるカレーライスは逸品です。日程の関係であの味を今回は楽しめないこと、ホントに残念です。

2011年7月25日月曜日

桧木内川の鮎が一番


 殿さま鮎まつりに参加。昨日の全県鮎釣り大会と言い、今日の鮎まつりと言い、やはり桧木内川の鮎は全国一番です。もちろん岐阜の長良川、高知の四万十川などなど有名ですが、最近は桧木内との声が高まるばかりです。しかも佐竹家御用達だった鮎ですから、バックボーンも歴史的。味わってください。

 鮎まつりは、市商工会が主催し、横町さくら通り会、角館菓子工業組合、角館漁業協同組合が共催して開催しました。このネットワークがフル稼働して、今後はで鮎と言う素材を徹底的に磨き上げる作業に入ります。会場となった角館プラザには、お菓子から酒のおつまみ、炊き込みご飯(写真)まで、相当の商品バリエーションがありました。楽しみがまた増えました。

2011年7月24日日曜日

市長杯争奪野球選手権


 本日24日と31日に開催される第6回仙北市長杯争奪野球選手権大会。今日は朝から開会式で落合球場へ。

 今回は昨年を上回る17チームで優勝旗を争います。昨年優勝チームは今工学チーム。連覇に向けて意気込みも十分。またそれを阻止しようと16チームが実力選手を集めています。写真は角館地区から参加した駅通りチームの渡部聡主将による選手宣誓。31日は今日勝ち残ったチームベスト4で覇者を目指すことに。ガンバレ!。

たざわ湖・龍神まつり


 23日夜、田沢湖畔の特設会場。龍に化身したたつこと八郎太郎が絡み合う「双龍の出会い」を見ようと大勢のお客様が詰めかけてくれました。昨年よりもかなりの人出です。主役のたつこ役の勝田さん(山のはちみつ屋)と八郎太郎役の明平くん(仙北市役所総務課勤務)はまさに美男美女。ウラヤマシイ~。

 田沢湖は縁結びのパワースポットです。たつこも八郎太郎もこの田沢湖だから永久の愛を誓い合えたもの。その双龍が白浜で繰り広げる出会いは、担ぎ手の皆さんのボランティアで支えられています。今回は地元をはじめ秋田市内の大学生、岩手、福島、ほか首都圏から100人以上が参加をしてくれました。そして花火。湖上花火は、水面に映って本当に綺麗。仙北市も夏本番です。

2011年7月23日土曜日

たつこさんは知穂さん


 たざわ湖龍神祭りは、当日の朝、たつこさんが生まれた院内集落で行われる「辰子姫墓前祭」から始まります。主催は地元の若い皆さんが組織する辰子を守る会。もちろんお墓もあります。

 神事が済んだ後、山を越えて田沢湖を目指します。もちろんたつこさんも歩きます。途中でお昼を食べての行程で、3時間弱を要すると聞きます。と言うことで自分は未だ歩いたことがありません。何て言うか、皆さんにご迷惑をおかけするのがミエミエなので…(ただの足手まといです)。

 今年のたつこさんは、山のはちみつ屋さんにお勤めの勝田知穂さん。本当にお綺麗な方です。田沢湖畔でのお祭り、今から楽しみです。皆さんもご来場ください。

クニマス特別展示展始まる


今日からJR田沢湖駅内の観光情報センターフォレイクで、「クニマス特別展示展」が始まりました。

 入場は無料です。同展示展は田沢湖観光協会が主催し、仙北市や教育委員会、田沢湖に生命を育む会、生保内地域運営体が共催、増田まんが美術館の協力で、矢口高雄さんの「地底湖のキノシリマス展」も同時開催となっています。会場中央には山梨県富士河口湖町の最古で採取したクニマス標本、それに地元田沢湖で70年前に生息していたクニマスの標本も展示されていて、新旧クニマスの比較もできます。この内容の催しは7月31日まで。さらに8月4日から8月21日の期間で「クニマスの生態や謎に迫る写真パネル展」が続きます。

 夏休み、クニマスの研究も楽しいですよ。

2011年7月22日金曜日

台湾高雄からの義援金


 22日朝、田沢湖庁舎から岩手県の3市町へ出発。メンバーは仙北市国際交流協会副会長の佐藤和志さん、同事務局の田中昭一さん、そして企画振興課の佐々木信介さん。台湾から届いた東日本大震災の義援金を、宮古市・山田町・大槌町へ届けて回る復興十字軍です。

 仙北市が誕生する前の1987年、旧田沢湖町の田沢湖と台湾高雄県(現在は高雄市)の澄清湖は世界初の姉妹湖協定を締結。そのご縁を仙北市になってからも引き継いでいて、両湖で写真展などを開催しながら文化交流が続いています。2009年、台湾を襲った台風8号で高雄が大きな被害に見舞われた際は、田沢湖の国際交流協会会員を中心に有志が義援金を募り、これを高雄に贈った経験もあります。

 東日本大震災では世界のどこよりも早く、台湾から200億円とも言われる義援金や、救援物資が日本に届いています。これとは別に、姉妹湖の関係で高雄の澄清湖関係者から旧田沢湖国際交流協会宛に義援金が届いたのが6月。以降「直接的な被害が少なかった仙北市でこれを受けても良いか、さらなる有効な使い道がないか」を、全市体制となった国際交流協会の思いを中心に、これまで市も加わって検討を重ねてきました。先ごろ「仙北市と災害協定を結ぶ被害の大きい岩手県の3市町に届けよう」とのことで意見が一致し、もちろん高雄側にも伝えて快諾をいただいた上で、昨日の活動になったものです。

 宮古市では坂下昇総務企画部長、山田町では沼崎喜一町長(写真)、大槌町では平野公三町長職務代理者兼総務課長に、それぞれ手渡しすることができました。皆さんから本当に喜んでもらえました。台湾の皆さん、高雄の皆さん、ありがとうございます。

2011年7月21日木曜日

イタリアを目指せ


 大仙・仙北・美郷北都会」に参加。齋藤頭取の経営方針説明の後、恒例の講演会。今回の講師は森永卓郎さんです。森永さんはテレビでよく見かける経済アナリスト。「中小企業の今後と日本経済」と題した講話から、ほんの一部を紹介します。

 東日本大震災後、工業製品生産性の伸び率は15%にまで伸びました。でも現在は伸び止まりの状況です。原因は国の節電対策だと思われます。不景気の中で政府は増税をしようとしています。私は増税は必要ないと言ってきました。現代の5大経営学者の一人、イエール大学の浜田先生も同様のことを指摘しています。

 現状は大震災が確かに影響していますが、それ以前の日本の経済政策が間違っていたからだと思っています。例えばリーマンショックの時は、どこの国も紙幣の増刷を行って、経済市場にお金をどんどんつぎ込みました。これをしなかったのは日本だけです。だから何とか中小企業の皆さんは、経営改善しようと頑張って、アメリカ式の「スリムで筋肉質な経営を目指そう」なんて言うコンサルタントの間違った話に乗ってしまう…。どう考えても中国と同じ土台で勝負になんかなりません。中国は、最近かなり給料が上がったと聞きますが、それでも年間所得は30万円ですから。こ

 今こそヨーロッパ、特にイタリアの経営を見習うべきです。「母を訪ねて3千里」の主人公マルコは、どうして母を訪ねて3千里も旅をしなければいけなかったか。それは100年前のイタリアでは誰もメシが食えなくて、母親に会うためには出稼ぎ先のアルゼンチンまで行くしかなかったからです。この100年間で、イタリアは日本を追い抜きました。しかもイタリアのサラリーマンは絶対に残業はしません。有給休暇も100%使い切り、バカンスなんかは最低1ヶ月です。どうしてこんなことをしていて、所得水準が高いかです。

 イタリア人のモットーは、「歌いましょう・食べましょう・恋をしましょう」です。ラテンですよ。この精神が徹底的に人生を楽しいものにしてくれる。仕事はとにかく効率的に、残り時間は自分のための時間です。一方、全く日本人は違います。精神には演歌が植え付けられていて、「北の国、一人寂しく、待ってます」…。
 中国との価格競争なんか、イタリアの中小企業は絶対にしません。根底には美的センス、アートが息づいていて、デザインも色合いも「イタリア」を確立しています。だいたいイタリアに大企業はありません。あってもオリベッティとかフィアットぐらいです。ちょとした生活雑貨も1万円ですから(見本に恐竜型のライター他を演題に陳列)。アートです。

 と、これが大まかな内容です。以前まったく別の勉強会で聞いた文化創造で経済発展と雇用創出が実現できる~みたいなお話しと同じ事を聞いた思いでした。この辺りかなあ~。

2011年7月19日火曜日

空振りOK、見逃しはダメッ!


 様々な事業が続き、ブログの更新が滞っていました。それにしても“なでしこジャパン”には感動しました。夢を叶えるには諦めないで挑戦し続ける、それ以外に方法がないことを改めて実感できました。

 さて今朝の部長等会議、危機管理関係の研修で上京した倉橋総務部長のお話の中で、「災害に対する基本的な姿勢の在り方です。~空振りはイイですが、見逃しをしてはダメだと言う教えでした~」との報告。このお話にも感動しました。災害を野球に例えた分かりやすい内容です。危険な状態になった時、市民等に避難指示を出して、その上で結果として何も起こらなければ(空振り)、それはこの上ない幸いです。状況の判断に手間取り、危険と感じても避難指示を出さない(見逃し)して、大変な災害は起これば、これはもう人災でしょう。

 災害に限らず、日常の仕事でも職員の全てが「空振りしてもいいからやってみよう」になりたいと思います。そんな意識に満ちた仙北市に早くなりたいです。

2011年7月13日水曜日

7月臨時議会~市政報告概要②


◇県指定保安林について
 昨年、県内の一部市町で本来固定資産税が非課税となる「県指定保安林」について誤って課税されていた事案があったことから、本市における本事案の有無について秋田県の協力を得ながら精査しました。
 この結果、昭和24年から平成19年までに県指定となった山林計61筆(昭和24年9筆、26年43筆、31年1筆、平成5年2筆、19年6筆/地区別では西木54筆、田沢湖6筆、角館1筆)約70ヘクタールで同様の事案が58件あることが確認されたため、該当者47名に事情説明のうえ過去10年度分の固定資産税相当額126万6,100円と還付加算金等11万300円を順次還付しています。
 この原因は、当該土地の登記地目が、保安林に地目変更されていなかったことや関係部署との連携が十分でなかったことによるものです。
 関係者の皆様にお詫び申しあげますとともに、今後は関係機関や関係部署間の連携と情報共有の徹底を図り適切な事務遂行に努めます。

◇仙北市消防訓練大会について
 7月3日に「田沢湖カントリーエレベーター(JA秋田おばこ)」を会場に、仙北市消防訓練大会を開催しました。
「小型ポンプ操法の部」と「規律訓練の部」が行われ「小型ポンプ操法の部」では、優勝 第8分団1班、準優勝 第5分団3班、第3位 第1分団2班でした。
 また、「規律訓練の部」では、優勝 第9分団、準優勝 第3分団、第3位 第1分団でした。
 この入賞6チームは、7月16日開催の「秋田県消防協会大仙市・仙北市・美郷町支部消防訓練大会」に出場しますので、日頃の訓練の成果を十分に発揮し、好成績を収められて、全県大会出場を果たしていただきたいと願っています。

◇稲の生育状況について
 春先の天候不順により稲の生育状況が心配されましたが、6月に入り好天が続いたことから生育の遅れは平年に比べ2~3日程度まで回復しています。
 6月24日現在の生育状況は、あきたこまちで草丈が平年の87%、茎数が同75%となっています。特に田植えの遅かったほ場では、生育の遅れが心配され、生育状況に応じた栽培管理を徹底する等JAや関係機関と啓発に努めます。
 また、一ヶ月予報では、曇りや気温の高い日が多いとの予報が出ていることから、イモチ病やカメムシの多発が予想されます。関係機関と連絡を密にし、防除が徹底出来るよう併せて啓発に努めます。

◇農業者戸別所得補償制度について
 本年度から本格実施した農業者戸別所得補償制度について、6月30日をもって交付申請書の受付を終了しました。申請状況は、申請件数2,089件、うち集落営農組織13件、法人8件、個人2,063件で、現在仙北市地域農業再生協議会により申請漏れのないよう調査を行っています。
 今後作付状況や出荷状況などを確認した上で、それぞれの交付の対象となる場合に国から交付対象の面積が通知され、米の所得補償交付金、水田活用の所得補償交付金が年内に交付されます。
 営農継続支払いについては、9月頃に交付される予定です。

◇田沢湖・角館観光連盟の設立について
 平成23年6月25日にたざわこ芸術村において、社団法人田沢湖観光協会、一般社団法人角館町観光協会、西木観光協会から選出されました代議員23人の出席をいただき、田沢湖・角館観光連盟設立総会が開催され全会一致で連盟が設立されました。
 観光連盟には、有機的・広域的な連携を図り、観光の宣伝及び情報提供を行うことにより、観光事業の健全な振興を促し、仙北市観光発展に資するとともに、併せて仙北市の産業経済の進展に寄与するものと期待しております。
 この観光連盟の要望及び活動に対し、連携事業費の補正予算を今臨時会に計上しています。ご審議をよろしくお願いします。

◇プレミアム付き商品券追加発行事業について
 先の6月8日発売の「仙北市げんき商品券」は、好調な売れ行きを見せ、販売開始2日目で8割の販売実績となり、消費者並びに発行元の仙北市商工会からも、強く追加販売の要望が出されています。
 冷え込みが続く不況下、子育て世帯への何らかの経済対策が必要と考えていた時期でもあり、商工会と連携し、子育て支援につなげる施策として、従前の10パーセントプレミアムに加え、0歳から中学校在学までの市内子育て世帯を対象に、さらに5パーセント上乗せした「子育てげんき商品券」を計画しました。このプレミアム付き商品券は、一般の販売に先行して1世帯2セット限定ですが、多くの皆さんからご購入いただき、市内経済対策と子育て支援策を併せた効果を期待しています。
 関連の補正予算を今臨時会へ計上しています。ご審議をよろしくお願いいたします。

◇雇用状況等について
 5月のハローワーク角館管内の有効求人倍率は0.24倍と、前月比0.02ポイントの減、対前年比では0.02ポイントの減となっております。震災後の雇用情勢は改善の動きが鈍く、依然として厳しい状況となっています。
 こうした状況を踏まえ引き続き雇用の推進を図るため、ハローワークの協力をいただきながら、求人情報の提供に努めるほか、県の緊急雇用創出臨時対策基金事業等を活用し、雇用機会の創出と雇用の確保に取り組んでいきます。
 新規高卒求人受理が6月20日よりスタートしています。ハローワーク大曲管内(ハローワーク角館も含みます)の平成24年3月高校卒業予定者の求職動向によると、就職希望者388人のうち県内就職希望者は254人で、県内就職希望率は65.5%となっています。優秀な人材が一人でも多く地元企業で活躍できるよう、また、企業及び地域の活性化を図るためにも、ハローワークや仙北市企業等連絡協議会等と連携しながら就労支援に取り組んでいきます。なお、6月30日には地元就職の促進を図る目的で、仙北郡内の高校3年生を対象とした仙北市内事業所視察会を開催しました。

 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げました。
 今臨時会で審議をお願いする案件は、専決処分の承認1件、補正予算1件の計2件です。
 慎重審議の上、全議案についてご可決賜りますようお願い申し上げ、市政報告とします。

7月臨時議会~市政報告概要①


 はじめに、6月23日深夜から24日未明に発生した豪雨災害の被害状況について報告します。住宅等の被害は、床上浸水3件、床下浸水21件、非住家の浸水32棟です。
 建設部関係では、河川護岸決壊等19箇所、道路法面崩落・路肩決壊等19箇所のほか、西木地区の桧木内川河川公園と角館地区の桧木内川桜並木公園の2箇所が冠水しました。河川4箇所は公共土木施設災害復旧事業として国に申請しています。また、河川公園については、8月には戸沢氏祭の開催や桧木内川の鮎釣りシーズンとなることから応急対応により仮復旧に努めています。
 農林部関係では、7月8日現在で、農作物の被害が、水稲、大豆、ソラマメ、花卉等の浸水、冠水が108.24haとなっています。
 農地・農業用施設では、水田の土砂堆積や畦畔欠損90箇所、農道5箇所、頭首工8箇所、水路29箇所の計132箇所で被害が発生しています。
 林業関係では、林道の被害が補助災害に該当するのが3路線7箇所、単独分が52路線となっています。
 なお、農林部が行う被災調査は終了していますが、今後さらに農地、山林所有者、水路等の管理者より申し出や報告があった場合は調査の上対応します。
 このところ、日本各地で地震や大雨などによる自然災害が多発しています。今後も災害に備え、危機管理の更なる充実強化に努めます。

◇福島県の被災者の受入れについて
 東日本大震災の被災者の受入れについては、宮城県女川町をはじめとして200名以上の受入れを行ってきましたが、仮設住宅への入居も進められており、少しずつ減少している現況です。
 こうした中で、秋田県では、福島県の児童・生徒が東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故により、不自由な日常生活を余儀なくされていることから、秋田県内の自然環境の中で夏休み期間を過ごしてもらうため、福島県の児童・生徒の夏休み期間の受入を行うこととしました。
 受入れ期間は7月20日から8月31日までとし、児童・生徒が10人以上とその保護者の団体で、地域での体験サポートメニューも予定されています。
 支援本部では、7月7日、観光協会等の関係機関と受入れについての打合せ会を開催し、本市においても積極的に受入れに応じることとし、宿泊可能なホテル・旅館の確認や体験活動の役割分担等を協議しました。また、このプログラム以外の福島県からの被災者についても支援本部を通じて受入れることにしています。

◇協働によるまちづくり基本条例(仮称)(案)の説明会について
 「協働によるまちづくり基本条例(仮称)」(案)についての住民説明会を6月23日から7月8日まで市内9箇所で開催しました。
 参加者は47人と少ない状況でしたが、いろいろなご意見をいただきましたので整理検討後、より多くの市民の方から意見を求めるパブリックコメント(意見募集)を7月20日から8月3日まで行うことにしています。広報並びに仙北市ホームページに掲載して周知を図り市民の意見を反映させた条例案にしたいと考えています。
 なお、市と市民の協働の役割を担う「地域運営体」については、8地域で設立されていますが、残る角館地域について、各町内会長さんや代表者の方にお集まりいただき、地域運営体の趣旨をご理解いただく説明会を、7月21日(木)に角館交流センターで開催します。運営体設立に向けて契機になればと考えています。

◇秋田内陸線について
6月29日、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の定時株主総会に出席しました。昨年2月の、秋田内陸縦貫鉄道株式会社、秋田県及び北秋田市との四者合意に基づき、平成24年度までに経常損失額2億円以内を目指す経営改善に取り組んでいるところです。
しかしながら、昨年度実績は、輸送人員が開業以来最低の41万人台に減少し、経常損失額も昨年度を700万円ほど上回る2億5,753万円に拡大する厳しい結果となりました。
 私も経営に携わる者の一人として、責任を痛感しています。目標を達成できない要因は生活利用の減少に加え、増加傾向にあった観光利用の激減などが考えられますが、現状に至った要因を私なりに掘り下げ、思いを巡らせば、利用者などからいただいた内陸縦貫鉄道に対する意見や要望・提案に丁寧に応えることができていないこと、様々な催事列車やイベントなどの企画力や情報を発信する機能が不足していること、営業活動を展開するマンパワーの育成を疎かにしてきたことなど、幾つもの反省点があります。
 昨日も北秋田市の津谷市長とお話しをする機会がありました。内陸縦貫鉄道が走る沿線市として、これまでにない危機感を持ってあたらなければいけないことを確認し合いました。四者合意では、目標を達成できない場合は経営の抜本的な見直しを行うことにしています。そのような事態となることを座して待つのではなく、できるだけ近日中に四者が集まり、この年度内の対策を中心に、具体的な手法を協議したいと考えています。
 根本課題の解決議論は続けながらも、今、最優先で取り組むべきは利活用促進策です。特に観光客回復に向け、10月から3ヶ月間にわたって展開されるJR東日本重点販売地域に本県が指定されていることから、この好機を逃すことなく、観光振興策と合わせて重点的に取り組むほか、会社では地域住民と改めて存続に向けた熱意を共有し行動を具体的に起こすため、仙北市内2箇所を含む沿線6箇所で地域懇談会の開催も開始しています。

◇第三セクターの経営改善について
 市が50%以上出資する第三セクターのうち、花葉館、西木村総合公社、アロマ田沢湖、西宮家の4社について、経営状況の総点検を行うため、7月1日から経営コンサルタントによる経営診断に着手しました。コンサルタントには、指定管理料の見直しを含む経営改善策のほか、第三セクターの新たな役割の可能性についても提案していただきます。
 コンサルタントからの提案を踏まえ、本市における第三セクターの今後のあり方を早期に検討し、議員の皆様からもご審議いただくべく準備を進めていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

◇「クニマス発見記念フォーラム」の開催について
 さかなクン講演会に続く第2弾として、「クニマス発見記念フォーラム」を7月30日仙北市民会館で開催します。
 今回は、クニマスの生息を確認した京都大学総合博物館中坊徹次教授をお招きし、クニマスの生態についての基調講演のほか、第2部では、作家の西木正明さんと塩野米松さん、漫画家の矢口高雄さん、丸木舟の会会長の三浦久さん、秋田魁新報社報道部記者の小松嘉和さん、秋田県立大学客員教授の杉山秀樹さんといった田沢湖やクニマスに縁のある方々によるパネルディスカッションを行います。今回のフォーラムを通じ、多くの方々に田沢湖やクニマスへの関心が高まることに期待をしています。

◇北投石が結ぶ温泉提携の調印式について
 議会の皆様には、本市玉川温泉と台湾台北市にある北投温泉の温泉提携協定に関して、3月11日に発生した東日本大震災への対応などから延期したい旨をご報告してきましたが、この度、関係機関との再調整が叶い、調印の運びとすることができました。調印は現在のところ8月19日、場所は台北市庁舎を予定しています。世界中で二箇所、北投石の産地と言われる本市の玉川温泉と台湾の北投温泉が、北投石を軸とした温泉提携協定を結ぶことで、相互の理解と友好関係がさらに深まればと考えています。また大震災後に激減した台湾からの観光客を呼び戻す起爆剤となることも期待しています。本協定を締結するためにご尽力をいただいた各関係機関に、この場をお借りして感謝を申し上げます。

◇光ブロードバンド基盤整備事業について
 田沢湖高原地区等の光ブロードバンド基盤整備事業について、公募型プロポーザル方式により整備運営事業者を募集したところ、NTT秋田支店一社から応募がありました。
 7月4日、民間有識者と市職員による整備運営事業者選定委員会を開催し、提案内容の審査を行いました。選定委員会からは、NTT秋田支店の提案内容を評価する旨の審査結果の報告を受けており、今後、同社との契約締結に向けて手続きを進めています。事業の完成時期は積雪前の11月下旬を予定しています。
 整備後はNTTに対しIRU(破棄し得ない使用権)方式で財産を貸付け、住民・企業へのブロードバンドサービスが提供されることになります。
 なお、整備事業費が決定しだい、財産の貸付料、管理費用などの関連予算を議会にお諮りしたいと考えています。

◇地上デジタル難視聴整備事業について
 平成22年度から繰越された自主共聴11組合の地デジ共聴施設は、7月9日までに全て完成し、地デジ放送の受信が可能となりました。
 本年度実施の2組合は、アナログ停波まで施設整備が間に合わないことから、衛星により地デジ放送を受信できる体制となっています。
 アナログ停波が直前に迫っていることから、65歳以上の一人世帯及び二人世帯に対しては電話により対応状況を伺い、未対応世帯へはアナログ停波の告知と地デジ放送受信への早急な対応をお願いしています。

全議案可決、でも…。


 市議会の臨時会は、案件を原案通り可決いただき閉会しました。

 議場での議論の中、田沢湖マラソンのことが取り上げられました。「これだけ観光客に来てもらいたいと補正予算を計上し努力している一方で、田沢湖マラソンは参加者の足切り(定員で受け付けを終了)するのは矛盾している」とのご指摘です。自分も同感です。何とかならないものかと先週、マラソンの臨時の実行委員会・幹事会を開催し、皆さんからご意見をいただきました。

 さて東日本大震災で、被災市町村での恒例マラソン大会は中止となり、また全国の皆さんが東北へ行こうのかけ声もあり、田沢湖マラソンへの参加申込みが例年の2倍のスピードで進んでいます。このまま受付けを続けると、たぶん開催要項にある5500人の倍近い参加者となることが予想されます。

 大変に嬉しい状況ですが、皆さんをお迎えする側としては、心配な問題が幾つかあります。まず参加者の車をどこに止めてもらうか、その駐車場からシャトルバスの運行をどの経路で走らせるか、昨年は石神地区から湖畔に車が流れず、シャトルバスが巻き込まれて1時間遅れで会場に着いたランナーが随分いました。田沢湖畔周辺には車両を入れないで、各施設(例えば高原地区のホテルやスキー場駐車場)を利用することがベストではないでしょうか。そんな以前からの課題が積み残しとなっています。またボランティアに頼った大会運営ですが、倍のランナーに安全に走ってもらうためには、さらに大量のボランティアが必要になります。

 万が一、ランナーが事故に巻き込まれるなどしたら、伝統のマラソン自体の開催が困難に…。「来年まで課題の幾つでも解決し、今年の分まで多くの皆さんに参加いただける大会にしよう」、そのために今回は定員を守るしかないとの判断をしました。残念でなりませんが、どうか内実をご理解いただければと思います。

2011年7月6日水曜日

災害対策と経済対策で7月臨時議会


 朝から市議会会派代表者会議、議会運営委員会で7月13日開催の市議会臨時議会議案を説明させていただきました。7月13日議会は、6月23日~24日発生の豪雨災害復旧、また市内の経済対策経費についての審議となります。

 災害復旧は即時対応が必要です。被災当日から予備費の対応で441万円を支出しています。また議会の議決を経る暇がない中でも復旧工事の発注が必要な事案については、市長の専決で予算執行を行っています。この予算に2263万円、さらに今回の7月臨時議会で予算審議をいただく1955万円が災害関連です。

 経済対策としては、市内各庁舎に設置している被災地への義援金、それに細川良治日本画展からの寄付を併せて80万円、がんばろう東北プレミアム付き商品券+αで、子育て家庭を応援する元気商品券の発行などに780万円、観光連盟誕生に伴い、連盟と協働して行う市内宿泊クーポン券(全国対象:3000人×2000円)などに654万円、観光連盟自体の全国アピールで、各マスコミでの広告宣伝費に800万円、マイナスイオン測定器購入に10万円、玉川温泉と北投温泉の友好締結経費に47万円を予定しています。

 これまでの仙北市が行ってきた経済対策についてお知らせします。
【4月先決補正】
・元気創出事業~宿泊クーポン券 234万円
【4月臨時補正】
・災害救援費~物資購入・避難者受け入れなど 755万円
・緊急雇用事業~税務課関連 277万円
・緊急雇用事業~光ブロードバンド関連 306万円
・緊急雇用事業~災害支援本部関連 88万円
・園芸作物拡大事業補助 1000万円
・園芸産地生産販売補助 311万円
・プレミアム商品券 1015万円
・中小企業資金利子補給 775万円
・市民温泉入浴券 880万円
・被災地児童受け入れ事業 340万円
【6月補正】
・被災地義援金 517万円
・被災地農業ニーズ調査 12万円
・中小企業資金利子補給(追加) 225万円
・宿泊クーポン券 258万円
・市外各学校誘致型教育旅行サポート 121万円
・市内各学校宿泊体験活動支援 30万円

 また東日本大震災関係では、22年度予算の予備費から693万円、23年度予算から178万円が支出されています。併せると1億3390万円になります。

2011年7月4日月曜日

「そうか、君はもういないのか」


 城山三郎さんの遺作?です。城山さんの本は他に読んだことがなく、「そうか~」を手にしたのは偶然。先日の東京出張で、たまたま立ち寄った書店に一冊ありました。何だか手が伸びてしまう題名です。

 城山さんは今から5年ぐらい前に亡くなっています。どうして遺作?かというと、書類や遺品を整理していた娘さんが、中から「そうか~」の書きとめ原稿を見つけたそうで、遺作というよりは、思い出を綴った奥様へのラブレターです。新潮社の協力で、亡くなってから出版されたというのも一級な逸話です。

 もちろん〝君〟というのは奥様、容子さんのこと。二人の出会いから結婚、子ども達が独立した後の、茅ヶ崎での穏やかな二人の生活が回想されています。後半は容子さんの発病やその後の症状が中心になって、この辺になると少し読み続けることが苦しくなるかも。でも容子さんは逝く直前まで明るくて気楽で、山城さんの仕事を気遣う女学生の時のままで…。

 書かれている山城さん夫婦の姿が絶対だ!みたいなお話ではありません。夫婦にはいろんなカタチがあって良いと思います。

 TBSで何年か前にドラマ化しているそうです。DVDなんか出ていないかなあ、それにしても、また、大好きな本に出会うことができました。

市消防訓練大会は高レベル


 昨日開催の仙北市消防訓練大会。朝早くからお昼をはさんでの長丁場でしたが、団員のパフォーマンスは高レベルでした。地域を守る意気込み、そして技能を感じた一日です。

《小型ポンプ操法の部》
優 勝 第8分団1班(郡市大会へ)
準優勝 第5分団3班(  〃  )
第3位 第1分団2班(  〃  )
第4位 第4分団2班
第5位 第1分団1班
第6位 第8分団2班

《規律訓練の部》
優 勝 第9分団(郡市大会へ) 
準優勝 第3分団(  〃  )
第3位 第1分団(  〃  )
第3位 第8分団

 さて、大会終了後の反省会。恒例となっている各競技部門の優勝分団へお祝いと郡市大会に向けた激励で各会場を回りました。一昔前の消防団とは一変し、団員は相当に若返ってエネルギッシュ。こんな皆さん方が、明日の地域づくりの主体者です。

2011年7月2日土曜日

東京駒草会総会


 第54回を数える東京駒草会(角館南高校同窓会)の総会・新入会員歓迎会に参加。たくさんの東京若杉会(角館高校同窓会)の面々もいて賑やか。

 能見京子支部長のあいさつで、「この後ごあいさつをされる皆さんから、学校統合のお話しをお聞きできるでしょう」とスピーチがあり、草薙良子同窓会本部会長、菅原明雅角館南高校校長と統合の話題が続きます。自分は市民会議を設置し、議論いただいた複数の提案から1校2校舎案を基に、市の考え方を盛り込んで県に要望しました。皆さんの言葉で言えば「市長が統合で県に要望をしてしまった」…、その責任は重く、今回の総会では自分の口から同窓会の皆さんにお話しをしなければいけません。

 「自分は県議時代、全県域で進み出していた高等学校の統合には反対の立場で活動をしていました。ですから地元角館地区の2校についても同様のスタンスです。しかし1年で通学範囲の子ども達の数が100人ずつ少なくなっている少子化時代、市長としての判断が迫られていた中では、市、学校、そして同窓会が力のあるうちに、統合に歩みを進めなければいけないと覚悟を固めました」とお話しをさせてもらいました。後で会場内をごあいさつに歩いていたら、「良い学校をつくりましょう」と、何人もの皆さんに声をかけていただくことができて、嬉しかったです。

 今年の駒草会総会は、複雑な思いで参加しました。

北投温泉と玉川温泉の友好提携


 東京都港区の台北駐日経済文化代表所を表敬。市長に着任してから4度目の表敬です。東日本大震災で延期していた北投温泉と玉川温泉の友好提携に向け、8月中旬を目処に調印式を整えたいと、馮寄台・駐日代表や代表部の皆さんにお願いに伺いました。

 市側からは、国際交流協会の高橋会長や新玉川温泉の畠山所長も同席。馮寄台・駐日代表には台北市政府や北投温泉関係者と、調整役をお引き受けいただけることになりました。台湾や韓国、中国からの日本への観光客が激減している中で、意義深い調印式になると思います。代表所の皆さんには重ねて感謝申し上げます。ありがとうございます。

 写真は代表所芸文サロンで7月14日まで開催中の「孫文と日本の友人たち展示会」。辛亥革命を財政面から支援した梅屋庄吉氏などの資料が圧巻でした。