2011年3月28日月曜日

田沢湖消防分署に高規格救急車


 高規格救急車が田沢湖消防分署に配備されました。同時に救急救命士の配属もあり、田沢湖地区市民の「いざ!っ」に備えた体制が強化されます。本稼働は4月1日からですが、既に活動を始めています。

 田沢湖地区では、市立田沢湖病院が医師等の確保が困難な状況下で救急指定病院を県に返上。以来、同地区は救急救命の空白地域となっていました。その影響は観光産業にまで波及しています。大曲仙北広域市町村圏組合の栗林管理者は、今日午後に行われた贈呈式(田沢湖庁舎前)で「今回の高規格救急車の配備は、全国共済農業協同組合連合会から秋田県に寄贈された3台の中の1台。地域の安全安心に役だって欲しい」と話していました。

 自分は広域市町村圏組合の副管理者です。当初計画では23年度に広域予算で購入する予定でしたが、救急告示病院へ最も遠距離にある田沢湖地区市民の不安を考えると、一刻も早くの配備が必要でした。そんな中で昨年の夏頃から全国共済のお話があり、田沢湖消防分署への配備について県に要望活動をしてきました。

 今回の配備は全国共済、秋田県、そして広域圏消防の連携で実現できたものです。心から感謝を申し上げます。

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