2011年3月23日水曜日

がんばれ!東北


 3月23日現在で、仙北市に避難されている皆さんは38世帯105名です。福島県からの避難者が続いています。

 写真は田沢湖庁舎の2階、自分の机があるオープンフロアの横壁に貼り出してみました。「がんばれ!東北復興支援」。実は昨夜、角館の桜まつり実行委員会で、「この時期に開催するお花みだからこそ、役に立つことができるのではないか」、また「開催期間やライトアップ、演芸会の規模を再考すべきではないか」などなど、多くの意見が出されました。今一度、各団体に持ち帰り、また週末に集まることにしました。このときに強く感じたのは、みんなが被災地の役に立ちたいと思っていること。

 「がんばれ!東北復興支援」は、何だか力がわいてくるような、絶対に負けないぞ、みんなで助け合うぞ…、の思いを表現したつもり。一人ひとりができることを、しっかりと果たす決意です。

2 件のコメント:

  1. なぜ角館の桜まつりを自粛して期間を短縮したのでしょうか?被災者の役に立つわけでもなくむしろ地域経済に悪影響を与えるというのに。

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  2.  TTさん、メールありがとうございます。単に自粛ムードに乗ったと言うことではなく、いろんな理由があります。期間を短くする判断を行った実行委員会は、第4回の会議だったと記憶します。まず隣県に接している仙北市で、さらに災害協定を結ぶ複数の自治体に甚大な被害が発生していたことから、苦しみを共有する姿勢が必要だと実行委員会の総意があったこと、節電に協力したいこと、当初想定した開花時期が後半にずれ込む予想が立ったこと、JR東日本の復旧時期の情報があったこと(これは先日の余震でまた変更になりそうです)などなど…。

     ちなみに実行委員会では、駐車場収入のうち40%を前述の5市町に義援金として提供する計画です。また町内全体で募金箱を設置することも決めています。「自分も何かで役に立ちたい」との思いがある方々は、角館の桜に来て、駐車場に車を止めたり、町内で買い物をすれば、東日本大震災の救援活動に参加できる仕組みづくりが進んでいます。

     一方、地域経済に与える影響も議論されました。先の書き込みでお知らせしたように、現在、市政公約を見直しし、被災地の復興支援と、仙北市内の経済対策メニューを策定しています。市内がこのまま冷え込んでしまうと、取り返しが利きません。特に危機感を抱いているのが商工・観光・農業の分野です。政策を打ち出す財源を確保に難儀しています。

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