2011年3月26日土曜日

物資供給隊で三陸へ


 3月25日現在、仙北市に避難されている方々は44世帯115人。福島原発への対応が思うように進まない中、避難者が増えているものと推測します。

 昨日はカップラーメン4000食、米、醤油、それに様々な皆さんから提供いただいた野菜、豆腐などを持参して第3回目の大槌町、山田町への物資供給。横手でカップラーメンを積み込んだ都合上、初めて秋田自動車道で北上~遠野経由で釜石に入りました。ひどい状況です。何キロも手前から自衛隊の野営テントがありました。

 湾の地形が原因なのか、巨大津波に襲われた大槌町は目を覆いたくなる惨状。高台にある中央公民館が災害本部になっていますが、ここで東梅副町長に最大支援を約束。町長が亡くなって副町長の心労はいかばかりか…。

 続いて山田町へ移動、ここでも物資荷下ろし。沼崎喜一町長、佐藤勝一副町長と面談。沼崎町長からは「せっかく避難者の受け入れ準備をいただきましたが、この状況下なので動きが余りないようです。済みません」との言葉。この戦時的事態の中で、町民だけでなく仙北市も思いやる配慮を持った方でした。

 写真は、山田町役場1階に開設されていた安否伝言板。見入る皆さんの背中にカメラを向けるのがやっと。

※仙北市では、市民団体等が被災地での炊き出し活動を行う際の支援制度をつくりました。市のホームページを参照ください。詳しくは支援本部(43-1111)まで。

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