2011年3月11日金曜日

別れの季節


 今日も各常任委員会開会中です。多くの新視点を議員の皆さんからいただけている審議になっています。産業建設常任委員会では、木質バイオマス発電施設(あきた杉バイオエネルギーセンター)の集中審議をいただきました。

 さて、卒業式が続いています。昨日は角館中学校で、子ども達134人の旅立ちに立ち会いました。

 角中ではの松田校長から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。そして受け取った子ども達は順にステージを降りてきて、来賓席に向かい深々と礼をしてくれました。来賓の誰もが「良い未来が訪れますように」と心の中で祈ったに違いありません。

 歌「旅立ちの日に」は、何度聞いても涙がこみ上げます。白い光の中に 山なみは萌えて~。子ども達がこの曲を歌っている間は、いつもうつむいています。50歳の男が涙を浮かべる姿は、まったく絵になりません。ハンカチを出したらバレます。鼻をいじるような素振りがやっとかな。
 そんな流れで答辞になりました。まだ涙が乾かない…。ずっとうつむいたまま塩田君の答辞を聞いていると、ふわっと館内が明るくなった気配。それで思い切って頭を上げると、体育館に春の陽が差し込んでいます。屋根の雪どけの水が、鎖のように続いて光って綺麗でした。

 このキラキラを見て、何だか「子ども達の将来も光り輝くんだ」と思えて、幸せな気持ちで学校を後にすることができました。

 3月はお別れの季節、4月は出会いの季節です。どちらも新たな決意を抱くチャンスです。

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